【レックスの男前講座】敗北者たちへ

From:レックス
イーアスつくばより、、

俺の名はレックス、
ティラノサウルスのレックスだ。

見てのとおり俺は人気者だ。

街を歩けばサインを求められ、
黄色い歓声が飛んでくる。

古代から生き抜いてきた生命力、
筋肉に被われた鋼の肉体に、
敵を倒す強靱な爪と牙。

誰もが俺に憧れるのも仕方ないことだ。

今日はつくば市にあるイーアスつくばというショッピングモールで
人々に囲まれながらサインや記念撮影に応じていたんだ。

そしたら不意に宮里が現れた。

まぁ宮里の自宅も近くなので、
ここで会うことも珍しくない。

しかしいつもと様子がおかしい。

俺と目があっても軽く挨拶するくらいで
何やらそわそわしているようだ。

そして周りを見ると、
宮里と同じようにそわそわした面持ちで
大勢の人が集まってきていたんだ。

何事か周りの人に聞いたところ、
「もうすぐポケモンGOのミュウツーとのバトルが始まるんだ」
という答えだった。

なるほど、
宮里も数日前のブログでそんなことを言っていたな。

ではここに集まった数十名の人たちは
皆ポケモンGOのトレーナーというわけだな。

せっかくなので宮里たちのバトルを見学することにした。

午後12時になった瞬間、
周囲がざわつきはじめた。

どうやらポケモンGOにミュウツーが現れたようだ。

すぐにバトルの準備をする宮里と周囲のトレーナーたち。

そして始まるバトル。

ミュウツー一匹に対して
宮里たちは20名で挑む。

壮絶な戦いだった。

日頃から鍛えてきたポケモンたちが、
ミュウツーの手によって次々と倒されていく。

さすがは伝説のポケモン、
一筋縄ではいかないようだ。

しかしポケモントレーナーたちもただ者ではない。

ミュウツーの弱点をつけるポケモンを配置につけ、
強力なミュウツーの攻撃も上手く避けている。

永遠にも思える永い戦い、
実際には2分ほどの戦いだったが
ようやく終わりが見えた。

あるトレーナーの一撃により、
ようやくミュウツーが力尽きる。

歓声が上がるイーアスつくばの広場。

この場に集まった数十名の人間は、
皆知らない者同士だ。

しかしこの場には同じポケモンマスターを目指す者たちの
一体感があった。

そして戦いは次のステージへ移行する。

ミュウツーのバトルの勝利した者たちは、
ミュウツーを自分のポケモンに加えるため
モンスターボールを投げるのだ。

このモンスターボールでポケモンを捕まえるのだが、
当然簡単なことではない。

そもそもボールがポケモンに当たらないこともあるし、
当たってもボールから逃げ出してしまうことも多いのだ。

周囲の人の話だと、
ミュウツーをゲット出来る可能性は6%ということだ。

宮里が使えるモンスターボールは10個、
10回のチャンスがあるというわけだ。

緊張してモンスターボールを投げる宮里、
捕まってなるものかとボールから飛び出すミュウツー。

手に汗握る戦いを周りの人間すべてが行っていた。

そして勝者と敗者が生まれる。

無事にミューツーをゲットできて喜びの声を上げる者もいれば、
悔しさや悲しみでうなだれる者もいる。

それが勝負の世界というやつだ。

さて、宮里はどうだっただろうか。

何も言わずにスマホを握りしめる宮里。
その哀愁ただよう後ろ姿。

宮里の背中は語っていた、
”勝てなかった”と。

うなだれたまま戦場を後にする宮里。

俺は一声かけようと思ったが止めた、
敗者にかける言葉などないからだ。

周りを見ると、
宮里と同じようにミュウツーをゲットできなかった者たちも大勢いた。

中には泣き出す子どももいたほどだ。

ミュウツーといえば全ポケモンの中でも
かなり希少な存在だ。

ポケモンGOでミュウツーを手に入れるためには、
①日時と場所を指定したレイドバトルに招待される
②ミュウツーと戦って勝利する
③ポケモンボールでミュウツーを捕獲する
この3つの全ての条件をクリアする必要がある。

この困難な条件を乗り越えてミュウツーをゲットできる者は極わずかだ。

それに加え、
現時点でポケモンGOにおいてミュウツーは
ダントツの強さをほこるポケモンである。

皆喉から手が出るほど欲しがっているポケモンなんだ。

その伝説のポケモンを目の前にして逃げられてしまうというのは、
大きな絶望となっているはずだ。

子どもが泣き出してしまうのも分かる。

しかし宮里よ、その他大勢の敗北者たちよ、
それが戦いというものだ。

勝者がいれば
その影には敗者がいるのだ。

だが、敗者になったからといってすべてを失うわけではない。
何も得られないというわけじゃないんだ。

敗者は痛みを知っている、
敗者は悔しさを知っている、
敗者は絶望を知っている。

そして人間は、
失敗から学ぶことができる。

なぜ自分が負けたのかを考えることができる、
次はどうすれば良いかを考えることができる、
もう一度チャレンジすることができる。

負けて倒れたままでいるのではなく、
立ち上がって前に進むことができる。

きっと宮里やあの時涙した子どもたちは、
次のチャンスに栄光を手に入れることだろう。

これはうつ病で苦しんでいるお前達にも当てはまる。

お前達は上司のパワハラやセクハラで苦しんだかもしれない、
過労で倒れてしまったかもしれない、
働けなくなって家族に罪悪感を感じているかもしれない。

今お前は敗北者なのかもしれない。

でも、まだ生きている。

生きている限りまだチャンスはあるんだ。

一度や二度の負けがなんだ、
敗北から学ぶことで人は強くなれるんだ。

心に傷を負っている方が
懐の深い魅力的な人間になれるんだ。

痛みを知っているからこそ人にやさしく、
それでいて強い人間になれるんだ。

人生は戦いの連続だ。

勝つこともあれば負けることもある。

負けてうずくまっているのではなく、
勝者を称えられるような人間になるんだ。

勝者を称えられる敗者は必ず強くなる。

もしかしたら、
自分をこんなどん底に陥れた人間を許せない
という気持ちになっているかもしれない。

でも、一度憎むべき相手を許してやるんだ。

その瞬間、お前の世界が変わる。

憎むべき相手を許したとき、
自分がどれだけ重荷を背負っていたかが分かる。

人を許すことで肩の荷が下りたとき、
前に進む力が自分にはあることに気がつくはずだ。

そして前進しろ。

そうすれば、
”うつ病で苦しんでいたあのときは、自分の人生で大切な経験だったんだ”
と思える日がくる。

前へ進み続ける敗北者こそ格好いいんだ。

お前が勝者になる日を待っている。



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ー宮里竹識(みやざとたけし)

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