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部下をうつ病にする上司の3つの特徴


From:宮里竹識
下北沢のスタバより、、
フルタイムで働いていると、
1日の3分の1は仕事をする時間となります。
通勤時間や残業時間を含めると
1日の半分以上が仕事時間という人も多くいます。
これだけ長い時間仕事をしていると、
仕事でのストレスがうつ病になるかどうかの
大きな要因となります。
仕事をしていて鬱病にかかる場合、
職場での人間関係が大きな要因となります。
とくに、上司との関係が重要です。
上司に恵まれないばかりに
うつ病を発症してしまうという人は少なくありません。
病院にいくことはなくとも、
メンタルをやられてしまう社員も多いものです。
そこで、
今回はどんな上司が部下をうつ病にしてしまうか、
または部下のメンタルを破壊してしまうかについて
話をしていきます。
部下をうつ病にする上司には、
次の3つの特徴があります。
【特徴①:欠点ばかり指摘する】
良いところも見た上で欠点をしてきするのであれば
さほど問題ではありませんが、
良いところや頑張った過程には見向きもせず
ダメなところばかり指摘する上司がいます。
人間の脳は正解よりも誤りに強く反応するようにできています。
太古の世界では現代よりも危険が多く、
誤った行動をとるとそのまま死につながるため、
危険なものやいつもと違うものには注意が向くように進化してきたのです。
人間の脳が誤りに強く反応するようにできているため、
部下のミスに気づくこと、それを指摘することは
ある程度経験を積んでいるのであれば難しくありません。
つまり、叱ってばかりで部下の成長や会社の業績アップを
達成できない上司はその程度の力量しかないのです。
【特徴②:自分のやり方を押しつける】
登山で例えると、
富士登山の場合は富士山の山頂を目指すにしても
吉田口・富士宮口・須走口・御殿場口の4つの登頂ルートがあります。
山頂に行くまでにどの山小屋に泊まるか、服装や装備品なども多種多様で、
人によって登山方法は違うのです。
仕事も同様です。
仕事には一定のゴールがありますが、
ゴールに至るまでの道筋は無数にあります。
人によって持ち合わせている能力や経験値がまったく違うので、
上司にとって最適でも部下にとっては効率の悪いやり方だったりするのです。
その人の能力や性格、成長ステージによって
最適な仕事の進め方は異なるのです。
ただし、会社が大きくなって組織化してくると
品質維持の観点からもマニュアルが必要になりますし、
仕事の進め方も統一することが求められてきます。
そのこと自体は正しいことですが、
一から十までマニュアル化し、仕事のやり方を統一するのは
現実的ではありません。
富士登山で例えると、
登山ルートは会社で統一すべきですが
登山靴やザック、飲み物の種類といった細かなことは
従業員に自分で選ばせるべきです。
私のサラリーマン時代の上司の中にも、
自分のやり方を押しつけてくる人がいました。
まるで自分のコピーを作ろうとしているのかと思うくらい
自分のやり方以外は認めない人でした。
もちろん、その上司のやり方が間違っているわけではありません。
しかし、上司と私とでは持ち合わせているスキルが違うのです。
異なるスキルを持っている場合、
同じやり方をしても結果は同じにはなりません。
それよりかは自分のスキルにあったやり方の方が
成果がでるのです。
自分にとって最適な方法が他にあると分かっているのに、
自分には合わない方法を強要されるストレスは決して小さくありませんでした。
【特徴③:任せることを悪用する】
仕事を任せることは、部下の成長に必要なことです。
仕事を任せてもらえた、信頼してもらえたと感じることは
部下にとってもモチベーションアップにつながります。
しかし、仕事を丸投げされた場合はモチベーションが下がります。
仕事を任せることと丸投げすることは紙一重かもしれませんが、
上司自身が楽をするために部下に仕事を割り振られたと感じると
丸投げと判断されてしまいます。
仕事を丸投げしてくる上司は
特定の部下に継続して丸投げしてくることが多いです。
被害にあった部下は自分のキャパシティを超えた仕事量をこなすことになり、
残業や休日出勤が増えて心身ともに疲れ果て、
メンタルを崩したり鬱病になったりしていくのです。
以上が、部下を鬱病にする上司の特徴です。
他にもありますが、きりがないので3つにしぼりました。
では、不幸にもうつ病者を量産する上司にあたってしまった場合、
どうすれば良いのでしょうか?
その答えは、次回の記事でお話します。




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