うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

あなたは、うつ病の家族に対してこんな間違いしていませんか?


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日本でのうつ病患者は100万人を前後しており、
うつ病はとても身近な病気となりました。
うつ病の症状として、
夫や妻、娘や息子があるときから沈みがちになり、
会社へ遅刻したり欠勤してしまう
といった経験をした人も増えています。
うつ病者が落ち込んでいるとき、こんな行動をとっていませんか?
①あなたなら大丈夫、頑張ってと言って励ます
②気分転換に旅行に誘う
③そんなにつらいなら会社を辞めてゆっくり休もう、と退職を促す
いかがでしょうか。
これら3つのうち、一つでも身に覚えがあると危険信号です。
うつ病者に対して、これらの行為は病気の回復を妨げるものですので、
やってはいけません。
一つずつ説明します。
まず①の頑張ってなどと励ます行為は
余計にうつ病者を追い詰めてしまいます。
なぜなら、
うつ病は誰にでもなりうる病気ですが
真面目で責任感のある人ほど頑張りすぎてストレスを過剰にためこみ、
うつ病を発症しやすいからです。
つまり、うつ病になった時点で人一倍頑張ってきたのです。
そのような人に頑張れと言うのは、
「お前の頑張りが足りないからだ、甘えるな、」
と言っているようなもので、余計につらくなるのです。
もし言うとしたら、
「頑張れ」ではなく
「頑張ったね」とこれまでの行為をねぎらってあげてください。
「これまで本当に頑張ったね、今は体を休めるときだよ」
と伝えることで、これまでの頑張りを肯定しつつ
これ以上体に鞭打たなくてもよいというメッセージとなります。
次に、②気分転換に旅行に誘うについても効果はありません。
というのも、うつ病はすべての意欲を奪うものですので、
今まで楽しめていた趣味であっても
まったく楽しむことができなくなっているからです。
そのようなときに旅行に誘っても、
やりたくないことをやらされると感じてしまいます。
※非定型うつ病の場合は趣味を楽しむことはできるため、特に問題ありません
無理に何かをさせようとしてはいけません。
家族として不安な気持ちが大きいとは思いますが、
「待つ」という行為も時には重要です。
何かをさせて気分を変えさせるのではなく、
余計なストレスからうつ病者を守るというスタンスが重要です。
最後の③退職を促すことについて、
会社がうつ病の原因となっているなら退職して関わりを断った方が良いと
思いがちですが、必ずしもそうではありません。
というのも、
人間は何かを決断をするとき、後悔するようにできています。
参照:うつ病者は、「後悔」をしたときにどう解決すればいいの?
そして、その後悔が大きければ自己嫌悪や他人を攻撃してしまうこともあり、
ストレスによって鬱病を悪化させてしまうことになりかねません。
そのため、うつ病を発症している間は退職や離婚、引っ越しといった
大きな決断をしないことが無難です。
いきなり退職するのではなくまずは休職して
休みながら今後のことを考えて下さい。
休職してじっくり考えた末にやはり退職という選択であればよいでしょう。
うつ病はまだまだ誤解や偏見をもたれている病気の一つですが、
病院で治療を受けることで治すことができる、
薬で症状をやわらげることができる病気です。
普通に生活できていたのがある時期から継続して落ち込むようになった
という場合、頭痛やめまい吐き気といった体の不調が続く場合も
うつ病の可能性がありませす。
そんな時には、とにかく心療内科や精神科で治療を受けることが重要です。
「自分は病気じゃない、障害者扱いするな」
「そのうち良くなるから大丈夫」
「病院に行っても何も変わらない」
などと言って病院に行きたがらない人も大勢います。
そのようなときに重要なのが家族です。
通院が遅れると回復も遅れます。
なるべく早く病院に連れて行く、その後の状況によっては通院に付きそう
ことが大切です。
中々病院に行きたがらない人に対しては、
めまいや頭痛など、今現れている症状にスポットを当てて
その症状を治すために病院に行こうと言ってください。
家族の適切なサポートがあるかどうかで、
うつ病を発症する可能性・うつ病から回復するスピードは
5倍違うという研究結果が出ています。
大切な家族のうつ病対策は、
あなたが鍵をにぎっているのです。




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