うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

うつ病かどうかの判定は血液検査で分かる!?


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うつ病をはじめとした精神疾患の診断は、
これまで医師による問診で判断されてきました。
しかしこの問診、二つの問題点があります。
【問題点①:医師の主観が入る】
精神疾患の場合、同じ症状でも違う病気というのはよくあります。
精神科医は問診や投薬治療の効果などから病気を判断していくのですが、
どうしても主観により病名を判断してしまいます。
この主観というのはやっかいです。
人間の脳は自分が求めている情報は注意して集めるものの、
興味のない情報は無視したりすぐに忘れてしまいます。
その結果、うつ病の研究をしている医師の診断を受けるとうつ病に、
適応障害の研究をしている医師の診断を受けると適応障害と判断される
可能性が高くなります。
たとえ同じ人がそれぞれの医師の診断を受けたとしてもです。
だからこそ、病院が変わったり主治医が変わったとたん
病名が変わるということも頻繁に起こっているのです。
【問題点②:患者側のモノサシが違う】
人はそれぞれ独自の個性を持っており、
考え方が皆違います。
そのため、問診時に自分の症状を伝えるときも
ある人は大げさに話し、またある人は控えめに話すということが起こります。
例えば、「食欲がない」という言葉においても、
1日3食から2食になったことで食欲がないと感じる人もいれば
1日1食食べるかどうかになってはじめて食欲がないと感じる人もいます。
たとえ医師側が統一された基準で病気を判断しようとしても、
患者側の説明の基準が人によって違うので、正しく診断できないのです。
富士山の高さについて、
こちらはメートルで話していたつもりが
向こうはフィートで聞いていたら混乱しますよね。
このような状況から、
問診でうつ病を判断するのは簡単ではありませんでした。
ところが、米国ノースウェスタン大学から血液検査でうつ病の診断が
可能になったという発表がありました。
研究は、21歳から79歳の64人を対象に行われ、
このうち32人は専門家がうつ病と診断した人たち、
残りの32人は比較対象としてうつ病でない人たちが選ばれました。
被験者の血液を調べたところ、
うつ病と診断された人たちの9つのRNAマーカー値が大きく異なっていました。
このことから、9つのRNAマーカー値を調べる血液検査で
うつ病かどうかが分かるということでした。
この血液検査の優れたところは、
単にうつ病かどうか分かるだけでなく
個人別に有効な治療法まで判断できるということです。
人によってどの薬が効くのか、どの程度効果があるのか異なるため、
これまでは一つの薬を試して効果が出なければ別の薬を試す、
といった感じで治療が行われていました。
しかし、血液検査を活用すれば最初から個人に合った効果の高い薬を
飲むことができるようになります。
身近な病院で血液検査が実用化されるのはまだ先の話ですが、
早く血液検査の精度が上がり一般化することを願います。




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