うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

うつ病って遺伝すると思いますか?


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病気によっては、親から子へ、子から孫へと
遺伝していくものもあります。
若年性アルツハイマーや高血圧、糖尿病などは
遺伝しやすいといわれています。
それでは、うつ病の場合はどうでしょうか。
一卵性双生児の双子がいて、
片方がうつ病の場合、
もう片方がうつになる可能性は70%〜80%だといわれています。
ここだけ聞くと、やはりうつ病も遺伝すると結論付けてしまいたくなりますが、
必ずしもそうとは言い切れません。
なぜなら、遺伝ですべて決まるのであれば、
遺伝子が100%同じ一卵性双生児の場合、
片方がうつ病ならもう片方も
100%の確率でうつ病にならなければおかしいからです。
もちろん、遺伝の影響も大きいとは思いますが、
それ以上に重要な要因があります。
それは、「環境」です。
人は、育ってきた環境や生活環境、人間関係、ストレスなどによって
大きく変わってきます。
たとえ一卵性双生児の双子であっても、
環境によってそれぞれが大きく変わった個性をもっていきます。
例えば、受験や恋愛や友人関係で失敗したり、
仕事で悩みを抱えたり、夫婦や親子関係で苦労を感じているなど、
強いストレスを抱えているとうつ病の発症率は上がります。
逆に、心安らぐ人と一緒にいられたり
人生が上手くいっていたりすると、精神が安定しているため
うつ病にはかかりにくくなるといえるでしょう。
一つ理解してほしいことは、
「たった一つの要素だけでうつ病になることはない」
ということです。
※知人の精神科医師のコメントです。
遺伝もそうかもしれませんが、
うつ病は様々な環境要因などが重なった結果発症するものです。
なので、もしあなたの家族がうつ病にかかってしまったとしても、
「私があんな酷いことを言ったのが悪かったんだ」
「あの子への接し方が冷たかったのでは」
などと悩みすぎないようにしてください。
大事なのはうつ病者も病気で苦しんでいることを分かろうとすること、
自分のサポートがうつ病者の助けになっていることを理解することだと
思います。
それが簡単でないことは知っているつもりです。
私の妻がうつ病で苦しんでいるとき、
「なんでいつも否定ばかりなんだ」
「本当に一緒に生きていくことができるのか」
と私も悩んだものです。
あのときは私も妻も大変でしたが、
一緒にいるという選択をして良かったと今は感じています。




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