うつ病による障害年金専門社会保険労務士事務所

非定型うつ病(新型うつ病)のチェックポイントと通常のうつ病との違い

5527f650fd8d4b6bcb668b557b87ca6a_s
社会保険労務士として開業する前に企業の人事部で働いていたときの話です。
月に1回会社に来て上司と面談して帰って行くというのを
半年くらい繰り返している休職中の女性がいました。
その人は小林さん(仮名)といって、うつ病で会社を休職しており、
私はその人から毎月傷病手当金の書類を受け取り、
健康保険組合にて手続きをしていました。
ある日、小林さんの上司からこんな相談がありました。
「うつ病で休んでいる小林さん、会社にくるときは体調悪そうなんだけど、
体調悪いふりをしているかもしれない」
どういうことですか、と私が聞くと、
仲の良い同僚とは一緒に遊びに行ったり、
Twitterで旅行に行ったことをツイートしたりと、
私生活は元気みたいということでした。
皆仕事で一生懸命頑張っているのに、
小林さんだけ休んで旅行に行ったり遊びに行ったりというのはおかしい。
他の社員から不満が出る前に何とかしたい、
という相談です。
色々と対応策を話し合いましたが、
結局は労務不能という診断書を医師が出している以上は強制的に
職場復帰させることはできないという結論になりました。
相談にきた上司は納得いかないようでしたので、
仕事を休む以上はしっかり療養に専念するよう私から小林さんに
伝えておきますと伝えると、
少し気持ちが落ち着いたようです。
現場からは小林さんに対して
「本当にうつ病なのか」
「旅行に行く元気はあるのに仕事はできないのか」
「甘えやワガママじゃないのか」
という声があがっていました。
結局小林さんは1年ほど休職した後、退職していきました。
当時の私はうつ病には詳しくなかったので
小林さんがうつだったかどうかについては医師の労務不能という判断を
尊重するという態度をとるしかできませんでした。
ただ、今考えると小林さんは非定型うつ病だったのかもしれません。
非定型うつ病は新型うつとも呼ばれ、
通常のうつ病とは症状が異なっています。
次のような点がチェックポイントになってきます。
まず、一般的なうつ病では不眠や食欲低下がおこりますが、
非定型うつ病では逆に過眠や過食がおこります。
また、一般的なうつ病では怒りや悲しみなどを含めた感情の動き自体が
低下しますが、非定型うつ病では「自分が否定されているのではないか」
という不安が強くなります。
そのため、人の言葉をネガティブに捉えてしまうことが多くなり、
ちょっとしたことで怒り出したりします。
例えば、
「今日のご飯、味付けかえた?」
といっただけで、
「私の料理は激マズってこと!」
というふうに反応してきます。
その他に非定型うつ病の大きな特徴としては、
通常のうつ病が生活すべてにおいて意欲が低下しているのに対し、
非定型うつ病では仕事などの嫌なことへは気持ちが落ちますが
楽しい事には気分が上がります。
この症状が「甘え」や「ワガママ」と思われてしまうのが
非定型うつ病のつらいところです。
この非定型うつ病(新型うつ病)の症状と「甘え」といった本人の性格的な問題とを見分ける
チェック方法があります。
それは、本人の性格の場合は昔から同じような行動を取っているのに対し、
非定型うつ病の場合は病気ですので、あるときから突然変化するのです。
とくに自己主張をしない人やまじめな人、周囲の期待に応えようと頑張る人
などは、行動が大きく変わってしまうため分かりやすいと思います。
趣味や楽しい事は積極的にできても仕事といった嫌なことは気持ちが下がる
というのは非定型うつ病(新型うつ病)の症状ですので、安易に「甘え」や「ワガママ」と
否定しないことが重要ですので、この点しっかりとチェックしておいて下さい。



【魔法の靴】うつ病で障害年金をもらうための動画

全国障害年金パートナーズの代表である
宮里竹識(みやざとたけし)が
はじめて障害年金の手続きを行った時のストーリーをお話しします。

うつ病による障害年金はなぜこんなにも難しいのか、
どうすれば障害年金という経済的安心を手に入れることができるのかを
知りたい人は、必ずこの動画を見てください。

この動画を見て宮里に障害年金の受給代行を依頼したい人、
まずは自分が障害年金を受け取れるか知りたい人は、
下のボタンをクリックして障害年金無料判定を受けてください!


障害年金無料判定を受ける