ゴツいタイヤでも、パンクは避けられませんでした

From:鶴岡正也
年金事務所からの帰り道より……
駐輪場に止めていた自転車を見て、少し嫌な予感がしました。
タイヤの空気が抜けています。
どうやら、パンクしてしまったようです。
自転車のタイヤは、空気をしっかり管理していれば大丈夫。
どこかで、そんなふうに思っていました。もちろん空気の管理は大切ですが、それでもパンクを完全には避けられません。
タイヤは、ずっと使えるものではなく消耗品なんですよね。
以前はタイヤの小さい自転車に乗っていました。ただ、小さいタイヤは特にパンクが多かったので、今はゴツいタイヤの自転車にしています。

見た目にも丈夫そうですし、これなら安心できそうだと購入しました。
それでも、2,3年に一度はタイヤがすり減って交換しています。
ゴツくしても、消耗品は消耗品でした。
きちんと空気を入れて、できる範囲で管理して、丈夫そうなものを選ぶ。それでも、使い続けていれば少しずつすり減りますし、思いがけないところでパンクすることもあります。
管理していたのに壊れたからといって、管理がすべて無駄だったわけではありません。気をつけていても、避けられないことがあるだけです。
障害年金の相談でも、似たようなことがあります。
体調のことを伺うと、「買い物には行けます」「料理もたまにはできます」「洗濯も少しならできます」と話される方がいます。
一つひとつだけを見ると、「それなら大丈夫なのでは」と思ってしまうかもしれません。
ただ、大切なのは、その一回ができるかどうかだけではありません。
買い物に行ったあと、疲れて何時間も横になってしまう。
料理をした翌日は何もできなくなる。
洗濯はできても、何日も洗濯物を干しっぱなしにしてしまう。
こうした状態では、「できた」という事実だけでは、生活の大変さは十分に分かりません。
障害年金の相談で私たちが確認しているのも、何が一度できたかではなく、日常生活をどの程度安定して続けられているかということです。
体調には波があります。
調子の良い日にできたことだけを基準にすると、普段どれだけ無理をしているのか、どれだけ周囲の助けが必要なのかが見えにくくなってしまいます。
タイヤも同じで、昨日まで普通に走れていたからといって、今日も問題なく走れるとは限りません。
少しずつすり減り、ある日突然、走れなくなることがあります。
人の体調も、「昨日できたから今日もできる」と単純にはいきません。
だからこそ、「できること」だけではなく、「続けるとどうなるのか」「そのあとにどれくらい休む必要があるのか」「誰かの助けがないと難しいことは何か」まで、そのまま話してもらえればと思います。
そうした一つひとつが、今の生活を知るための大切な情報になります。
あなたの苦労を役所に適切に伝わるよう、私がしっかりサポートします。
あなたからのご連絡お待ちしています。


