パスタに割り箸。おや?と思っていたのは私でした

From:鶴岡正也
オフィスでコンビニのパスタを食べながら……

私はコンビニでパスタを買うことが結構あります。

その際、なぜか毎回、割り箸を渡されるんです。

パスタに割り箸。

おや?と思っていました。

ナポリタンなら、フォークでしょう。

私の中では、それで話が終わっていたんですね。

麺をくるくる巻いて食べる。

パスタを食べる道具といえば、まずそれでした。

このことを友人に話してみると、意外な反応でした。

「いや、自分は箸ですよ」という人が、非常に多かったのです。

え、そっちなんですか。

私が聞いた範囲では、フォークのほうが少数派。

おや?と思っていた私のほうが、意外な側でした。

もちろん、これで世の中全体の割合は分かりません。

ただ、身近な人の返事だけでも、十分びっくりしました。

言われてみれば、箸でも食べられます。

麺ですし、つまんで食べればいいんですよね。

便利なのも分かります。

「パスタだからフォーク」と考えが固定されていたのは、私でした。

同じコンビニで、同じようなパスタを買う。

それでも、使いたい道具は人によって違うんですね。

フォークを渡されて、箸がよかったと思う人もいる。

割り箸を渡されて、おや?と思う私もいる。

店員さんからすれば、どちらもいるわけです。

パスタを買った、というところまでは同じなのに。

そこから先の「当然」は、同じではありませんでした。

自分にとって自然すぎると、選んでいる感覚もなくなるんですね。

「私はフォークがいい」。

それだけの話が、「パスタにはフォークでしょう」に変わっていたようです。

好みを言っているつもりが、いつの間にか常識の話になっている。

割り箸一本で、そんなことを考えてしまいました。

障害年金の相談で暮らしの話を聞くときも、自分の普通を物差しにしたくありません。

たとえば、本人には長く続いていて、当たり前になった負担があるかもしれません。

聞く側の「普通はこうする」で話を進めると、その人の日常から離れてしまいます。

何を当然と思うかは、人によって違う。

相談でも、答えを先回りしてしっかり聞いていきます。

PS.
パスタをフォークで食べたい気持ちは、今もあります。

箸の便利さに納得することと、自分の好みが変わることも、また別なんですね。

社会保険労務士、障害年金コンサルタント、元美少女フィギュア専門店店長

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