不幸自慢競争に参加しない

From：宮里竹識
研究学園の珈琲館より、、
あなたが辛くて大変で
心も体も限界に近いとき、
周りの人にこんなことを言われたりしませんでしたか？
「世の中にはもっと大変な思いをしている人がいるんだ」
「私があなたくらいの年齢のときは、もっと頑張っていたよ」
「お前なんてまだマシだ、俺の会社の方がひどいよ」
もしかしたら相手はあなたのことを気遣って
こんなことを言ってきたのかもしれません。
でも、結局は自分の方がもっと辛かったという
不幸自慢になっていませんか？
このように自分の不幸を自慢したがる人って
意外と多いものです。
あなたの周りにそのような人がいたら、
こう心の中で言ってやりましょう。
「そんなの関係ねぇ！」
世の中には70億もの人間がいるのですから、
あなたよりも辛い思いをしている人や
より努力をしている人もいるでしょう。
でも、
そんなことはあなたには関係ないのです。
今辛いのはあなたです。
今休みが必要なのはあなたです。
今過労で倒れそうになっているのはあなたです。
追い詰められて心が壊れそうになっているのもあなたです。
他の誰かはあなたを助けてくれますか？
不幸自慢ばかりして優越感にひたるばかりのあの人は
あなたを救ってくれますか？
不幸自慢競争に参加してもあなたの現状は変わりません。
むしろマイナスのエネルギーに引っ張られ、
自分を貶めてしまうだけです。
”自分が一番苦労している”
なんてことを言い合う不幸自慢競争は
あなた以外の人に勝手にやってもらいましょう。
あなたはこのような人から一人離れ、
心身を休め、別の道を探しましょう。
人とは違う道を行く、
これが幸せに続く道だったりしますよ。