うつ病の人はどのタイミングで心療内科を受診すればいいの？

From：宮里竹識
研究学園の葉山珈琲より、、
日本で100万人いると言われるうつ病患者。
でも、うつ病の症状が出ているのに
心療内科や精神科にいかないという人も多いものです。
そのような人たちに
「なぜ病院にいかないの？」
と聞くと次のような答えが返ってくることがあります。
「どのタイミングで病院にいけばよいのかわからない」
そこで今回の記事では、
うつ病の人がどのタイミングで心療内科や精神科を受診すればよいか
について話をしていきます。
ポイントは次の５つです。
【ポイント①：眠れない】
不眠というのはうつ病の代表的な症状です。
普通は疲れたら眠くなりますが
うつ病の人は中々心がリラックス状態にならず、
眠れなくなってしまうのです。
布団に入って1時間以上経過しても眠れないという状態が
1週間以上続くのであれば注意が必要です。
 
【ポイント②：意欲がなくなる】
多くの人には趣味や楽しみといったものがあります。
しかしうつ病になってしまうと、
何に対しても意欲を失ってしまいます。
読書が好きだった人でも本を読めなくなる、
映画を見るのが好きだった人が映画館に行けなくなる、
ゴルフが好きだったのにゴルフクラブをスイングする気もなくなる。
このように、
今まで好きだったことであっても
やる気がなくなってしまうようになったら気をつけて下さい。
 
【ポイント③：食欲がわかない】
食欲は、睡眠欲や性欲とならんで人間の三大欲求の1つです。
生きている限り食欲というのはついてまわるものですが、
うつ病になるとその食欲すら失ってしまうことが多いのです。
これまで美味しいものを食べるのが好きだったのに食欲がわかない、
目の前に料理を並べられても食べる気にならないといった症状が続くなら、
注意が必要です。
 
【ポイント④：仕事にいきたくない】
社会人であれば生活の大部分が仕事で占められています。
生きるためにも仕事は必要ですし、
仕事そのものにやりがいや生きがいを感じている人も多いものです。
しかしうつ病になってしまうと、
仕事が嫌でたまらなくなってしまいます。
仕事のミスが増えるというのも症状の一つですが、
月曜日になると会社に行きたくないという気持ちが強くなる人は
少し気をつけた方がいいかもしれません。
 
【ポイント⑤：死にたくなる】
人間に限らず、
生物には生存欲求というものがあります。
色んな苦労はありつつも
懸命に生きようとするのが人間です。
しかしうつ病になってしまうと、
その生存欲求すら乏しくなってしまいます。
「今電車に飛び込んだら楽になれるかな」
「あの車が私のところに突っ込んでこないかな」
「ここから飛び降りたらどうなるだろう」
こんなことを考えるようになったら要注意です。
 
いかがでしたか？
以上の５つのポイントのうち、
３つ以上があてはまるのであれば
すぐに心療内科や精神科の門をたたきましょう。
きっとあなたの悩みを聞いてくれ、
適切な治療を提案してくれるはずです。
心が苦しんでいるのなら、
やはり病院で治療を受けるのが一番です。
病院にいくのが遅くなってしまうと
その分治るのも遅くなってしまいます。
うつ病が長続きすると働くことも難しくなってしまいます。
そうなってしまわないよう、
早めに病院で治療を受けるようにしてください。
もし病院を受診して1年6ヶ月治療を続けてもうつ病が治らず、
働くことも難しいのであれば
障害年金を受けられる可能性があります。
そのような状況にある人の多くは
経済的な不安を抱えているはずです。
障害年金を受け取れれば、
あなたの抱える経済的不安を解消することができます。
ただ、うつ病で障害年金を受け取るのは決して簡単ではありませんので、
障害年金専門の社会保険労務士に依頼するようにしてください。
一人で悩まず、
まずは全国障害年金パートナーズの障害年金受給判定を受けてくださいね。