人工知能との会話がうつ病を改善させる！？

From：宮里竹識
つくばの自宅より、､
人工知能の研究は日々進んでいます。
ドラえもんや鉄腕アトムのようなロボットはまだまだ先の話になるでしょうが、
ちょっとした会話程度なら現在の人工知能であれば
問題なく行えるレベルにあるそうです。
最近では人工知能とチャットできるサービスも増えています。
その中でも、
認知行動療法を駆使するチャットボットが開発されました。
開発したのはWoebot Labsで、
Facebookメッセンジャーを利用した
自動会話システムです。
人工知能がユーザーと会話を行い、
認知行動療法に基づいて対応してくれるそうです。
人工知能からいくつかの質問が行われ、
それに回答していくかたちでコミュニケーションを図っていくと
うつ病改善に役立つコンテンツが送られてくるそうです。
うつ病で苦しんでいることを誰かに相談することは
簡単ではありません。
友達はおろか、
家族に相談することさえできないというケースも少なくありません。
人によっては医師にも自分のことを
良く見せてしまう人もいます。
やはり人間相手だと自分のことを相談できなかったり、
実体よりも良く見せてしまうことがあるのです。
それが人工知能相手であれば遠慮なく自分をさらすことができます。
自分の本音や実体を正しく伝え、
それを人工知能が適切に判断して対応策を教えてくれるのであれば、
それは素晴らしいことだと思います。
近い将来、
病院に行って医師の問診を受けるという現在のかたちから、
自宅で人工知能の問診を受けて後日薬局から薬が届く
という治療に変わっていくかもしれませんね。
人工知能の社会進出には賛否あるでしょうが、
それがうつ病の治療や予防につながるのであれば私は賛成です。
うつ病になって1年6ヶ月以上治療を続けても治らないという人は
障害年金を受けられる可能性があります。
といっても
うつ病による障害年金は自分で手続きするのは大変ですので
障害年金専門の社会保険労務士に相談するようにしてください。