セミナー中、隣にヤバい人が来た！？

From：宮里竹識
御茶ノ水のセミナー会場より、、
6月10日も御茶ノ水で経営者向けの
大規模セミナーに来ました。
今日も名だたる講師陣が登場するのですが、
その中でも元スターバックスCEOの岩田松雄さんの話がとても楽しみです。
岩田さんといえばスターバックス、
スターバックスといえば私宮里ですよね。
ですよね？
というわけで岩田さんの話が始まります。
会場の照明が少し暗くなり、
岩田さんが登場して舞台に上がります。
湧き上がる大きな拍手。
すぐに岩田さんの話に引き込まれます。
これまでの経歴を話しているだけなのに
すごいエピソードが満載で、
聞いている私もワクワクしてきます。
岩田さんの驚異的なエピソードが終わり、
本題である企業のミッションについての話が始まります。
私は従業員こそいないものの、
経営者の端くれです。
ただの金儲けではなく、
ミッションを持って障害年金のサポートをしたいのです。
だからこそ岩田さんの話を聞き漏らすまいと
耳を傾けていました。
そんな時です。
たまたま空いていた隣の席に
一人の男性が座りました。
30代前半くらいのメガネをかけた人です。
ちょっと焦って会場入りしたようで、
少し息が乱れていました。
彼に対して私は
”本題の企業ミッションについてこれから話すので、それに間に合って良かった”
と思いました。
その後、おかしなことが起こります。
隣に座った彼が、
体を微妙に揺らし続けるのです。
彼の上半身が前後に動くたびに、
彼の影に隠れて講師の岩田さんが見えたり見えなくなったりします。
人間はどうしても動くものを目で追ってしまう習性がありますので、
彼の体の動きに目がいってしまい、
岩田さんの話に集中できなくなってしまいます。
それに、
彼はノートパソコンを開いて熱心にキーボードを叩き始めました。
カタカタ、
カタカタカタ、
最近はノートを取らずにパソコンをメモがわりにする人も多いので、
それ自体は全く問題ありません。
でも、キーボードを叩く音が大きすぎるのです。
さらに、
会場は照明を暗めにして岩田さんにスポットライトを当てている状態ですので、
私たち参加者の手元は少し暗い状態です。
そんな中彼のPCの画面の照明が眩しいのです。
もう少し画面を暗くしてほしいところですが、
眩しさ全開でした。
さて、困りました。
隣の彼は悪気があってこのような行動をしているわけではないはずです。
岩田さんの話を熱心に聞いています。
しかし、
私は彼の体の動きとキーボードを叩く音、
パソコンから出る強い光のおかげで
集中して話が聞けない状態となってしまいました。
こんな時、あなたならどうしますか？
黙ってやり過ごすのも大人の対応でしょう。
軽く一声かけるのも悪くないかもしれません。
しかし私は違う行動をとりました。
そっと席を立ち、
一旦会場の後ろまで行き
そこから空いている席を探してそこに移動したのです。
これでストレスなく岩田さんの話に集中することができました。
このように、
ストレスを感じたらその場から離れるというのは
とても効果のある方法です。
しかもこの方法、
うつ病で苦しんでいる人にも使うことができます。
うつ病の最大の敵、それはストレスですよね。
今あなたがうつ病で働けない状態なら、
家にいても何らかのストレスに襲われているはずです。
テレビの音がストレスになっているかもしれません。
討論番組なんかで相手の声を遮ってまで話を続ける人や、
相手を論破するために大声を出したり否定的な言葉を使う人もいます。
そんな状態にストレスを感じてしまうことも多いでしょう。
そんな時は、
テレビを消すかテレビから離れれば良いのです。
人間関係がストレスとなっているのなら、
原因となっている人と戦うのは得策ではありません。
対立して相手を負かそうとしても
それがうまくいくことは少ないです。
むしろ相手もムキになってきて、
より関係が悪化することの方が多いです。
なので、無理に相手を変えようとせず
自分が離れれば良いのです。
電車に乗っているときに周りの声がうるさくてストレスになっているなら、
駅で一旦降りて隣の車両に移れば良いのです。
この「ストレスから離れる」という方法、
結構使えますのでぜひ試してみてください。
全てのストレスに使えるわけではありませんが、
ちょっとでもストレスから離れてうつ病を改善させていきましょう。