診断書作成に応じない医師への頼み方

「あなたの状態では、障害年金は認められないでしょう」「まだ若いんだし、障害年金をもらうことより働くことを考えた方が良い」といった感じで、診断書を書きたがらない医師は以外と多くいます。
ここで諦めてしまう人も少なくありません。
しかし、うつ病の症状が重く、働けない状態が続いているのであれば、生活のためにも簡単に諦めてはいけません。
まずは、医師が診断書の作成に協力してくれないことは良くあることと思ってください。
そうすれば、必要以上にショックを受けたりパニックになったりすることを防ぐことができます。
例えば、次のように伝えて診断書の作成を依頼することも一つの手です。
「今は健康保険から傷病手当金をもらって生活しているのですが、もうすぐその給付も終わります。その先の生活費をどのようにしていけばいいのか不安があり、そのことを考えていると気分が落ち込んでしまいます。不安で仕方がないのです。以前お願いした障害年金の診断書を何とか書いて頂けないでしょうか？」
上記は一つの例ですので、あなたの状況にあわせて自分の言葉で伝えてください。
医師も人間ですので、診断書を書くことでうつ病患者が救われる、書かないことがこんなにも不安にさせていると感じてもらうことがポイントです。
それでも診断書を書いてもらえないときは、家族と一緒に診察を受け、家族から次のように話をしてもらうことが効果的です。
「先生、主人がうつ病の治療に専念できるよう、私がアルバイトをして家計を支えていますがとても足りません。今後の生活が心配で市役所に相談にいったところ、障害年金という制度があるから主治医と良く相談してはどうかといわれました。以前も主人からお願いしていると思うのですが、家族の生活がかかっていますので、何とか診断書を書いて頂けないでしょうか？」
上記も一例ですが、家族から医師にお願いするというのがポイントです。
医療事故で裁判を起こすのは大抵家族です。
言葉は悪いですが、家族を敵にまわしたくないと医師に思わせることも、場合によっては必要なのです。
それでも頑に医師が診断書を書かないのであれば、主治医を変えるというのが現実的です。
私たち全国障害年金パートナーズに相談いただければ、あなたの状況にあった診断書の依頼方法を助言します。
場合によっては私たちが直接医師と交渉することもできますので、まずはご相談ください。