クロザピン＜商品名：クロザリル＞の効果と副作用について

この記事では、
クロザピン＜商品名：クロザリル＞
の効果と副作用について説明していきます。
【商品名】

 
 
クロザリル
 
 
 
【効能】
クロザピン＜商品名：クロザリル＞は、
治療抵抗性統合失調症を改善する効果があります。
治療抵抗性統合失調症は、
統合失調症の中でも重い症状ですが、
クロザピン＜商品名：クロザリル＞は、
自分の感情がわからなくなったり、混乱してしまう
といった辛い症状を改善します。
 
【用法】
通常成人は、クロザピン＜商品名：クロザリル＞を
12.5mgから飲み始めて、徐々に量を増やしていき、
３週間目には飲む量を１日200mgにします。
その後は１日200mgから400mgまでの量を、
２回から３回に分けて服用します。
飲む量を増やすときは、１日100mgまでしか増やしてはいけません。
また、最低でも４日はあけましょう。
飲む量は、年齢や症状によって増減します。
 
【注意点】
飲み合わせによっては、
副作用が強くでることがあります。
現在飲んでいる薬があれば、必ず医師に伝えましょう。
また、自分の判断で、飲む量を増やすのも危険です。
大量に飲んでいると、依存状態になってしまいます。
医師の指示のもと、服用する量を守っていきましょう。
服用中は、アルコールを控えましょう。
副作用が強くなる場合があるので危険です。
注意力や集中力が低下することがあります。
クロザピン＜商品名：クロザリル＞を服用中は、
自動車の運転といった危険な行為は控えましょう。
 
【副作用】
クロザピン＜商品名：クロザリル＞の
主な副作用として、手や足が震える、だるさを感じる、
体のむくみ、舌がもつれたり、お腹の痛み、食欲がでない、
吐き気、そわそわする、便秘、発熱、息苦しさを感じる、
せき、のどに痛みを感じる、胸の痛み、目に違和感、口内炎、
頭痛やめまい、視力の低下、眠気、口の渇き、動悸、
鼻づまり、立ちくらみ、といった症状が表れることがあります。
このような症状が出たら、すぐ医師に相談しましょう。