ペヤングのゴキブリ混入事件、渦中のあの人がうつ病に！？

From：宮里竹識
下北沢の自宅より、、
あなたは、まるか食品の「ペヤングソース焼きそば」から
ゴキブリが出たとして、全国の店頭から商品が消えたことを知っていますか？
これは、2014年12月2日にTwitterで「ペヤングからゴキブリ出てきた」
という写真付きの投稿があったことをきっかけにして起こりました。
このツイートがあっという間にネット上に拡散し、騒ぎになりました。
製造元のまるか食品も、
「製造過程で混入したとは考えにくい」
「第三者が混入した可能性もある」
といったコメントを出すなど、初期対応が適切だったとは言えません。
また、最初にTwitterに投稿した大学生に対しては、
「お互いのため」と称して画像の削除を求めていたことも分かり、
これが騒ぎに火に油を注ぐ形になりました。
結局、製造過程での混入の可能性も否定できないとして
全商品の生産中止・自主回収となりました。
これを受けてマスコミはまるか食品の対応ばかりをピックアップしていますが、
私は最初にTwitterに投稿した大学生に注目しました。
というのも、
インターネット上にはこの大学生を批判するコメントが
たくさん見られたからです。
たしかにこの事件の結果、ペヤングソース焼きそばは店頭で買えなくなり、
Amazonでの値段も高騰しました。
ペヤングのファンにとっては嬉しいことではないでしょう。
しかし、批判的なコメントの内容があまりにも厳しいのです。
完全に人格否定と言えるものも多数ありました。
これが会社の上司が部下に対して言っものであったら、
確実にパワハラに該当するレベルです。
もちろん大学生を擁護するコメントも多数ありましたが、
それでも批判的なコメントは後を絶ちませんでした。
その結果、
「各メディアの過激な取材や、ペヤングファンの嫌がらせが続いています。
彼は耐えられなくなって、うつ病になってしまったようです。
食事もろくに食べていません。」
と大学生の知り合いがコメントしたそうです。
この情報は、情報元が不明瞭なので誤報の可能性もあります。
しかし、この情報が誤報だったとしても
この大学生が多くの誹謗中傷にさらされていることは事実です。
どこの誰だか分からない人から四六時中批判されるのです。
もしかしたら、さっき弁当を買ったコンビニの店員さんが、
今すれ違ったあの人が自分を非難しているかもしれない。。。
そんな状態であなたは耐えられますか？
私だったら家に引きこもります。
自分が安全であることを分かっているとき、
簡単に他人を攻撃できるという人間が世の中には一定数います。
匿名のインターネット掲示板なんかは正にそうです。
いつみても批判にあふれています。
自分がいつ批判される側に立つか、
誰にも分かりません。
意識して悪意ある言葉が飛び交う世界から離れることが重要です。
うつ病で治療中のときや心が落ち込んでいるときなどは、
Twitterを使うのは注意してくださいね。