うつ病のアーティストが描く神秘的な動物たち

From：宮里竹識
つくばの自宅より、、
うつ病になると気分が落ち込み、
様々なことに対して意欲を失ってしまいます。
その他にも不眠・不安・食欲不振・過食・集中力低下・判断力低下・
記憶力低下・頭痛・めまい・吐き気・人と話ができなくなるなど、
色々な症状があります。
全く良いことなんかないと思われるうつ病ですが、
うつ病という精神状態になったからこそ
芸術的な作品ができたという例もあります。
その芸術作品の1つが、
ポーランドのアーティストであるダウィッド・プラネタの作品です。
ダウィッドは自身がうつ病を患っているのですが、
そのうつ状態の心情から動物の絵を描いたことで
高い評価を受けています。
それではダウィッドの絵をいくつか紹介します。





いかがでしたか？
とても幻想的で
私は素敵な絵だと思いました。
ダウィッドの描く絵は、
動物が大きく、
対照的に人間が小さく書かれています。
そして絵全体に靄がかかったようになっていて
詳細を知ることができません。
これは何を現しているのでしょうか。
ダウィッドの恐怖を動物を大きくすることで
表現しているのかもしれません。
人間の小ささは
自分の力のなさや無力感をあらわしているのかもしれません。
絵全体にかかった靄は先が見えない不安を表しているのかもしれません。
これらは私が単純に感じたことです。
正解は別にあるかもしれません。
でも、絵画鑑賞というのは
こういう風に創造力を働かせて考えてみるのも
楽しみの1つです。
あなたはダウィッドの絵から何を感じましたか？