「ねたむ人」と「うらやむ人」

From：宮里竹識
つくばの自宅より、､
人は、自分より上にいる人を見たときに次のように分かれます。
①相手をねたむ人
②相手をうらやむ人
③とくに気にしない人
ちなみに、ねたむ人とうらやむ人の違いはこうです。
「ねたむ人」は、相手を自分のいるところまで落としたいと思います。
「うらやむ人」は、自分を相手のいるところまで高めたいと思います。
このように説明すると、
①のねたむ人にはなりたくないと思いますよね。
でも、実際の世の中には「ねたむ人」で溢れています。
例えば居酒屋でサラリーマンがこんな愚痴を言っていたとします。
「社長は給料もらいすぎなんだ！俺の方が長い時間働いているのに不公平だ」
このサラリーマンは社長をねたんでいて、
暗に社長の給与が自分と同じくらいに下がることを望んでいます。
でも、社長の給与を下げるよりも
自分の給与を上げてもらう方が良いですよね？
しかし多くの人はそうは言いません。
なぜなら、自分の給与を上げてもらうためには
それなりの働きをして成果を出さなければいけないからです。
自分は大変な思いをしたくない、
だから相手が自分のいるところまで落ちてきてほしい
と願うわけです。
こんな人は大勢います。
格好悪いことこの上ないですね。
だから私は、
自分より上の人に会ったときは
「うらやむ人」になってその人に追いつきたいと思います。
自分の求めている方向と違う人の場合は
「気にしない」ようにします。
格好悪い「ねたむ人」にはなりたくないです。
あなたはどうですか？