傘の置き方を変えてみました

From：宮里竹識
秋葉原のオフィスより、、
梅雨はとっくに明けたというのに、
雨の日が多いですね。
今日も朝雨が降っていたので、
出かける際に折りたたみ傘を持っていきました。
ちなみに私は、
傘は折りたたみを持つことが多いです。
なぜなら、
通常の傘だと人ごみの中では
傘があたって水滴がズボンについてしまいますよね。
他人の傘にあたって自分のズボンが汚れるということは、
自分の傘が誰かに迷惑をかけているかもしれない
ということです。
自分がやられて嫌なことは人にするな、
というわけで、近くの人に迷惑をかけないよう
折りたたみ傘を使っているというわけです。
今日も折りたたみ傘を持って電車に乗りました。
その時座席に座ったときの
カバンと折りたたみ傘の写真がこちらです。

ちょっと分かり難いかもしれませんが、
膝の上にカバンをおき、
その上に折りたたみ傘を置いています。
今まで何とも思わなかったのですが、
今日の私はひと味違いました。
”この折りたたみ傘の置き方はよろしくないのでは？”
私が気になったのは、
折りたたみ傘の先端です。
この先端が誰かに向いているというのが
良くないと思ったのです。
今は膝の上にあるため問題ないのですが、
ちょっとしたときに傘が前に動いてしまうかもしれません。
その時、目の前に人が立っていたら、
その人に傘の先端を当ててしまいます。
それに、目の前に人が立っていなくとも、
向かい側の座席に座っている人からすれば
傘の先端が常に自分に向いているのです。
それはあまり気分の良いものではないと感じました。
多くの人は
こんなこと気にしないでしょう。
私もどちらかというと
細かいことは気にしないタイプです。
でも、世の中には色んな人がいます。
先端恐怖症の人もいます。
自分が何ともないことでも、
誰かにとっては嫌なこともあるのです。
なので、折りたたみ傘の向きをこう変えました。

これで目の前に人が立っても、
先端恐怖症の人が向かい側の座席に座っても大丈夫です。
とはいえ、
今日の電車はとても空いていて
周りに人はいませんでした。
なので、私の傘の置き方を変えるという行動は
実際には何の意味もありません。
でも、それでいいのです。
何の役にも立たない行動でも、
私の心のありようが変わります。
ただの自己満足ともいえますが、
少しでも良い人間になりたいのです。
こういうちょっとした配慮を意識して
日々を過ごしていきたいものですね。