大人になっても、ナポリタンが強い

From:鶴岡正也
ファミリーレストランでメニューを見ながら……
ハンバーグ、カレー、ナポリタン。
子供のころに好きだった食べ物を並べると、なかなか強い顔ぶれです。
そして、大人になった今食べても、ちゃんとおいしい。昔は好きだったけれど今はそうでもない、という話ではありません。
今も、好きです。
その中でも最近、一番はまっているのがナポリタンです。

ハンバーグもカレーも好きなのですが、今はナポリタン。
子供のころからの定番が、ここに来てまた前に出てきています。
新しい料理を発見したわけでも、珍しい食材に出会ったわけでもありません。知っている料理ですし、味の想像もつきます。
それでも、食べるとおいしいんですよね。
「子供のころに好きだった」と書くと、少し思い出話のようになります。懐かしいですね、で話が終わりそうです。
でも、私が言いたいのは、懐かしいというより、今食べてもおいしいということなんです。
昔の好物であり、今の好物でもある。
この二つは、似ているようで少し違います。昔好きだったという事実だけなら、今は食べたくない可能性もあります。
でも、今食べておいしいなら、思い出の中だけの料理ではありません。現役です。
大人になると、食べ物の好みもどんどん大人らしく変わっていく。
そんなイメージもありますが、別に全部入れ替わらなくてもいいのです。
新しく好きになるものがあっても、ハンバーグやカレーやナポリタンが、追い出されるわけではありません。
長く好きなものの中で、そのとき一番食べたいものが変わる。私の場合は、今それがナポリタンなのだと思います。
あなたにも、子供のころから好きで、今も普通に食べたくなるものはありませんか?
「懐かしい味」と呼ぶには、まだまだ食卓の主役を張れそうなものです。
昔はどうだったかと、今はどうなのか。障害年金でも、この二つを分けて考えることが大切です。
過去にさかのぼって請求するのか、今の状態で請求するのかによって、審査で確認される時点が変わります。
たとえば、10年前から病院に通っている方が、今の状態で請求する場合。5年前にどれほどつらかったかだけでは、現在の障害の程度は判断できません。
大切なのは、今、どんな生活をしているかです。
反対に、5年前は働けていたからといって、今も同じように働けるとは限りません。昔できていたことを理由に、今の困りごとまで小さく扱わなくてよいのです。
もちろん、過去にさかのぼる請求では、その当時の状態も重要になります。通院の経過も含め、過去の話が不要というわけではありません。
昔の話と今の話を分け、今回の請求ではいつの状態を伝える必要があるのかを確かめる。私はそこから、申請のお手伝いをしています。
PS.
ハンバーグ、カレー、ナポリタン。この並びだけ見ると、お子様ランチみたいですね。
大人の好物の話なのですが。


