うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

うつ病や障害者の職場復帰支援を行った企業へ助成金が出ます!


From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
うつ病の人が職場復帰するのは簡単ではありません。
それは、職場復帰してもすぐに再発して再度休職してしまうケースが
多いことがその理由です。
もう一つ、うつ病者の職場復帰を困難にしているのは、
職場自体にうつ病者のストレスの原因があったり、
すぐには以前と同じ業務を行えないケースが多いからです。
大企業や公務員であればリハビリ出勤などといった
職場復帰プログラムがあります。
しかし中小企業はそんな悠長なことは言ってられません。
ギリギリの人員で業務を回していることが多く、
うつ病などで長期休業者が出た場合は他の社員が分担して仕事を受け負う
といったこともできないことがあります。
そのような場合は新たに従業員を雇うしかありません。
その新たな従業員がうつ病で休業した人の仕事を行うのですが、
そうなると休業したうつ病者には戻る場所がありません。
そのため、うつ病が改善したとしても会社が職場復帰を認めず、
休職期間満了で退職にしたり解雇したりするケースが意外と多いのです。
中小企業によっては後でもめごとになるくらいなら
最初からうつ病者に休職を認めずに退職させてしまう会社さえあります。
そのような状況を改善すべく、
厚労省が企業向けの助成金を打ち出しました。
具体的には、うつ病や障害を負って休職した人が職場復帰するための
仕事を用意するなど、雇用継続の環境を整えた企業に対し、
復職者一名当たり最大70万円が支給されることになりました。
この助成金は「障害者職場復帰支援助成金」というもので、
2015年4月から開始されます。
助成金は復職から6ヶ月間雇用が継続した場合、
一名当たり35万円(大企業は25万円)が支給されます。
さらに6ヶ月後にも雇用が継続していた場合にはさらに35万円(大企業は25万円)
が支給されます。
この「障害者職場復帰支援助成金」は企業向けの助成金ですので、
うつ病者自身に金銭的支援があるわけではありません。
しかし、この助成金を受け取るために中小企業が
職場復帰するうつ病者向けの仕事を用意したり
長期の継続雇用への理解を深めることにより、
うつ病者自身にも間接的に利益が回ってきます。
厚労省が定めるこの手の助成金は急に制定されたり
いきなり廃止になったりするのが特徴です。
しかし、今回の障害者職場復帰支援助成金は
今後も長く続いてほしいと思います。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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