うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

佐村河内騒動の影響で障害年金の審査が厳しくなるかも!?


宮里竹識の写真2014/3/24、Jcastに次のような記事が掲載されました。
「サムラゴウチ社労士?」現る 「障害」利用したモラルハザードとは
記事の内容をまとめると、次の2点に集約されます。
①モラルの低い社労士の手引きにより、本来障害年金の対象とならないうつ病者が不正に障害年金を受給するケースが増えている
②健常者にも関わらず、うつ病を偽って障害年金を受給している不届きな社労士も存在する
中々に衝撃的な記事でした。
とくに、②障害年金を不正受給している社労士がいるというのは言語道断です!
本当にそんな社労士がいるのであれば、ただちに社労士の資格を剥奪してほしいところです。
同じ社会保険労務士として、怒りを抑えられません。
①本来対象とならない人への障害年金支給という点についても、日頃から気になってはいることでした。
私たちのところに相談にくるうつ病者の中にも、障害年金の不正受給が目的なのではと感じる人も、数は少ないですが確かに存在します。
うつ病発症から現在までの治療経過や日常生活状況などについてヒアリングをしていくうちに色々見えてきますので、不正受給が目的と思われる方については、依頼を断っています。
そういう意味では今回の記事には賛同できる部分も大きいのですが、一点大きな問題を感じています。
それは、今回のような記事や佐村河内氏の騒動を受けて、うつ病者と障害年金に対して世論がかたよった見方をしてしまうことと、年金事務所による障害年金の審査が過剰に厳しくなる危険があることです。
少し前に、芸人さんの家族が生活保護を不正に受けていたことを受けて、生活保護を受けている人が不正受給を疑われたり、市区町村の生活保護審査が過度に厳しくなる事態になりました。
あのような行き過ぎた事態が発生することを、私は心配しています。
うつ病には様々な症状があり日によって気分の波もあるため、一時の状況だけをみて障害年金の有無を判断することはできません。
また、障害年金の手続きにおいても、うつ病者はかなりのストレスを感じながら年金事務所の職員と話をしています。
コミュニケーション上の課題を抱えているケースも多い中で、年金事務所の窓口が疑いの目でうつ病者に対応することは避けなければなりません。
今後年金事務所の対応が厳しくなる可能性は十分にあると感じていますが、必要に応じて年金事務所対応を代行したり本人に同席するなど、適切な方に必要な対応を心がけていきたいと思います。
※全国障害年金パートナーズは不正受給に手を貸すことはしませんし、宮里自身が障害年金を受給していないことを、念のため添えておきます。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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