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薬の副作用がないうつ病の新治療、磁気を使ったTMS治療が注目されています!


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うつ病の治療には薬を使ったものが一般的ですが、
喉の渇き・頭痛・吐き気といった副作用が薬にはあります。
記憶障害や性格の変化といった脳への副作用が起こらない
安全な治療法として、TMS(経頭蓋磁気刺激法)治療があります。
TMS(経頭蓋磁気刺激法)治療とは、
磁気を用いて脳の特定の部位に働きかけ、脳血流を増加させることによって
低下した機能を元に戻していく治療法です。
アメリカでは2008年にFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されていますが、
日本ではまだ自由診療で、一部の病院でのみ導入されています。
このTMSは、平成24年にNHKで特集が組まれたことなどにより、
現在注目されているうつ病治療法の一つです。
従来の投薬治療は、
ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミンの神経伝達物質のいずれかが
不足するとうつ病になるという「モノアミン仮説」を前提としています。
一方、TMSは脳の機能低下によってうつ病が起こるという考え方に
基づいた治療法です。
脳内の背外側前頭全野という物事を考えたり判断したりする場所に
磁気を与えて刺激することでうつ病を改善していきます。
TMS治療には次のメリット・デメリットがあります。
【メリット】
TMSの最大のメリットは薬による副作用がないということです。
薬を服用すると薬の成分が血流を通して体全体に行き渡ってしまうため、
病気と何ら関係ない部位で薬が作用してしまい副作用が起こってしまう
可能性があるわけです。
TMSは薬を使わず磁気を使って治療するため、
薬の副作用がないということです。
では、磁気による副作用があるかについてですが、
今のところ磁気の副作用は確認されていません。
それが、TMSが全性の高い治療法といわれる理由です。
ただし、てんかんを起こしやすい人の場合は発作が起こる可能性があると
いわれていますので、注意が必要です。
【デメリット】
一番のデメリットは費用です。
TMS治療は今のところ自由診療ですので健康保険が適用されません。
全額自費となってしまうため非常に高額となります。
病院によって金額は変わりますが、東京のあるメンタルクリニックの場合、
全30回の治療で約180万円かかるそうです。
もう一つのデメリットは、TMS治療を行える病院が少ないということです。
近所の病院で治療を受けられるといった身近なものではないため、
住んでいる場所によっては通院のための費用や時間が大きくなります。
また、TMS治療ができる病院が少ないため患者が集中してしまうと
治療を申し込んでも断られたり予約に時間がかかることも想定されます。
費用面などの課題はありますが、
TMS治療によって57%が寛解、84%が改善したというデータもあります。
うつ病の治療としては効果の高い方法だと思いますので、
長くうつ病の治療をしているが効果を感じられないという人は
TMSを検討しても良いかもしれません。




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