パワハラ会社を辞めて10年以上。ホームページを見て思ったこと

From:山崎純平
草加のカフェより…

「会社に行かなくていいんだぞ」

10年以上たった今でも、母のこの言葉を覚えています。

社労士の資格を取ったあと、私が初めて働いたのは、小さな社労士事務所でした。

代表と副代表、そして私。

たった3人です。

ところが、職場の空気は冷蔵庫の中のように冷え切っていました。

朝、私が「おはようございます」と言っても返事はありません。

シーン……。

毎朝、透明人間になったような気持ちでした。

仕事もほとんど教えてくれません。

「一度教えたら、わかるだろう」

そんな考えの職場でした。

勇気を出して質問すると、ものすごく嫌そうな顔をされます。

一度で覚えられなければ、無能扱いです。

字がきれいに書けなかったときは、

「小学生からやり直せ」

と言われ、漢字ドリルを渡されました。

えっ?

私は社労士事務所に入ったはずなのに、ここは小学校なのか?

今ならツッコめます。

でも、当時は笑えませんでした。

「社労士として生きていくには、ここで頑張らなければいけない」

そう思い込み、毎朝会社へ向かいました。

ところが、事務所のドアを開けようとすると、足が動きません。

心臓はドクドク。

息も苦しくなります。

頭では「行かなきゃ」と思っているのに、体が全力でブレーキをかけていました。

車でいえば、アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態です。

正直、しんどかったです。

そんなある日、母が私の顔を見て言いました。

「最近、疲れているみたいだけど大丈夫か。会社なんて行かなくていいんだぞ」

その瞬間、胸をしばっていたロープが、スッとほどけた気がしました。

「ああ、辞めてもいいんだ」

そう思えたのです。

私は会社を辞めました。

当時は自分の状態を理解できていませんでしたが、今思えば、心が限界に近づいていたのだと思います。

あのまま働き続けていたら……。

そう考えると、今でもゾッとします。

先日、その事務所をネットで調べたところ、まだ存在していました。

ホームページには、「問題社員だけでなく、その人を取り巻く環境も見ることが大切」と書かれていました。

灯台下暗しです。

「まず自分の会社を見てください」と、パソコンの前でツッコんでしまいました。

でも、この経験があったからこそ、私は今、職場で傷ついた人の苦しさを少し想像できます。

あなたも、自分では「まだ大丈夫」「もっと頑張らなければ」と思っているかもしれません。

しかし、家族や周りの人から見ると、すでに限界に見えることがあります。

朝起きられない。

会社を考えると動悸がする。

涙が出る。

何もする気が起きない。

それは甘えではありません。

あなたの心と体が出している、助けてほしいというサインです。

私は社労士として、障害年金という面からあなたを支えます。

働けない自分を責めなくて大丈夫です。

今は、立ち止まってもいい。

逃げてもいい。

まずは安心して休むための方法を、一緒に考えていきましょう。

もしあなたが、うつで働くことが難しい場合、ご相談ください。ご連絡お待ちしています。

特定社会保険労務士、障害年金コンサルタント

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