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From:宮里竹識
下北沢のスタバより、、
65歳以上の高齢者のうち、3分の1〜4分の1はうつ病の症状が
現れるといわれています。
しかも、高齢者の場合は認知症のケースがあるので、
うつ病の症状が現れていても、本人や周りも気がつかない
というケースが多々あります。
そのような中、
尿の中に含まれているストレス物質の量から
うつ病かどうかを判別する装置が開発されたというニュースが
岩手日報にありました。
開発したのは、岩手県盛岡市のセルスペクトという
臨床検査装置の開発販売などを行う会社です。
今回開発されたのは尿に含まれる「バイオピリン」という
ストレス物質を計測するものです。
バイオピリンはストレスを感じると即座に尿内に生成されます。
うつ病や統合失調症などを判断するストレスの指標として
有効といえるでしょう。
従来も似たような装置はありましたが、測定に数時間必要で
専門技師による複雑な手順が必要だったため
一部の研究機関などでしか使われていませんでした。
しかし今回セルスペクトが開発した装置は
価格も安く、数分で測定でき、誰でも操作できるという
画期的なものです。
うつ病も他の病気と同様に早期発見が重要です。
この装置を使って早期にうつ病を見つけられるようになれば、
長期間うつ病に悩まされるという人が減るかもしれません。
しばらくは研究機関を中心に使われるようですが、
いずれは全国の病院やクリニックにも導入されるかもしれませんね。
【参照】
⇒尿のストレス物質、数分で測定 盛岡の企業が開発
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