日本年金機構、上と現場職員の認識の違い・・・ | 社会保険労務士事務所 全国障害年金パートナーズ
From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
昨日テレビのニュースで、
日本年金機構が情報流出問題を受けて番号を変えた受給者400人に、
年金額を間違えて支給していたということがやっていました。
これも大きな問題ですが、
個人的にはその後報道された
日本年金機構理事長から職員に向けた通知の内容が気になりました。
概ね次のようなことが書かれていました。
”私は国会をはじめ、様々な場所で幾度となく謝罪をしてきました。
にもかかわらず、ミスがつづいています。
私の謝罪の気持ちを皆さんも共有しているのでしょうか。”
私は日本年金機構理事長から職員への通知を見て、
少し違和感を感じました。
たしかに理事長は国会やメディアなど、様々なところで謝罪しているのでしょう。
でも現場の職員だって、直接国民に謝罪しています。
私も年金事務所の職員と雑談したときに
日本年金機構の不祥事について謝罪されたことがあります。
この現場職員が行っている謝罪の気持ちは、理事長は共有しているのでしょうか?
不祥事が起こったとき、
組織のトップが謝罪をしたり責任をとるのは当たり前のことです。
自らの謝罪を職員に共有させるのは違和感を覚えます。
なんだか、「お前らのせいで俺が謝っているんだ」と言っているように
聞こえます。
正直、こんな上司の下では働きたくないですね。
とはいえ、不祥事に対しての原因解明と再発防止は徹底的に行うべきです。
私は仕事がら年金事務所に行くことが多いので、
少しずつ良くなってくれればと思います。
可能であれば、もう少し年金事務所での待ち時間が少なくなると助かります。