うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

アメリカで登場した新たなうつ病克服アプリ「Moodivator」


From:宮里竹識
研究学園のスタバより、、profile1s
多くの人がスマホを持つようになった現在、
うつ病治療の分野においてもスマホアプリが多数登場しています。
とはいえ、
日本のアプリの多くはうつ病かどうかを判定するもの、
あるいは日記をつけるものがほとんどでした。
一部では認知行動療法を取り入れたアプリもありますが、
有料なものが多いです。
ところが、
アメリカの製薬会社が無料のうつ病克服アプリを
開発しました。
それが「Moodivator」です。
「Moodivator」はアメリカの製薬会社Pfizerが開発したもので、
次の3つの特徴があります。
 
【特徴①:目標設定】
健康・家庭・仕事・人間関係といったカテゴリーごとに
達成したい目標を設定します。
そして、その目標を達成するためのアクションプランを
作っていきます。
それから、設定したアクションプランの達成期限を設定します。
1週間、1ヶ月というぐあいにです。
個人的にはこの”期限”が儲けられているのが良いなと
感じました。
人間、期限がないと中々行動しないものですからね。
私も小学生の頃、
夏休みの宿題は8月の最終週でまとめて行っていました。
期限がなければ宿題なんて絶対やらなかったでしょう。
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【特徴②:感情の記録】
”良い気分”、”悪い気分”といった感じで
感情を6段階で評価します。
ただ感情を評価するだけでなく、
なぜそのような感情が湧いてきたのかを分析して
記録することが重要になってきます。
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【特徴③:進捗レポート】
そして最後が進捗レポートです。
自分が設定したアクションプランの達成度合いや
感情の起伏データが数日〜数ヶ月単位でレポートに
まとめられます。
そして、このレポートを主治医とメールで共有することが
できるのです。
この”医師との情報共有”というのが
「Moodivator」の最大の特徴だといえます。
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私はうつ病による障害年金専門の社会保険労務士という職業柄、
うつ病の人と話をする機会が多いです。
その中でよくあるのが、
”医師に自分の状態を伝えきれていない”
というものです。
うつ病の場合、
気分が落ち込んでいて何に対してもおっくうになります。
自分の気持ちを言葉にするのも苦手になっていますので、
自身の状態をきちんと医師に伝えきれていない
という人が多いのです。
また、医師も忙しいのであまり詳細なことを
患者に聞くことができないというケースも
多々あります。
そのような状況ですので、
うつ病者の状況を医師とメールで共有できるという機能は
とても画期的です。
しかもそれが無料で使えるというのは嬉しいですね。
なぜこれだけの機能を備えたアプリが無料なのかについてですが、
それには理由があります。
それは、
アプリに蓄積されたデータは
開発元であるPfizer社にも匿名で共有されるからです。
うつ病者の情報を得ることで
Pfizer社は新薬開発に役立てることができるのです。
うつ病者は無料でアプリを使用でき、
開発元の製薬会社は有益な情報を収集できる、
まさにWin-Winの関係ですね。
このアプリが日本で使えれば良いのですが、
現在のところ英語版のみです。
とはいえ、
いずれ日本でも似たような機能をもったアプリが
登場するでしょう。
うつ病治療の選択肢が増えるのは望ましいことです。
また何か有益な情報がありましたら、
あなたにも共有しますね。




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