うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

うつ病とノルアドレナリンの関係


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ストレスを溜め込んで心のエネルギーが消耗していくことで
うつ病が発症していきます。
今回の記事では、
うつ病発症のメカニズムの中で、
ノルアドレナリンの働きについて注目していきます。
過重労働やパワハラ・家庭環境・離婚・死別といった心理的負荷が
体にかかると、心のエネルギーが少なくなっていき、
元気がなくなっていきます。
しかし、人間の体は良くできていて、
心のエネルギーが少なくなると元気を取り戻そうとする
仕組みが働きます。
心のエネルギーが低下すると、
感情や思考の働きも低下してくるのですが、
その時体がノルアドレナリンを分泌するのです。
ノルアドレナリンとは、激しい感情や強い肉体作業などで人体がストレスを
感じたときに、交感神経の情報伝達物質として放出されたり、
副腎髄質からホルモンとして放出される物質です。
ノルアドレナリンが交感神経の情報伝達物質として放出されると、
交感神経の活動が高まります。
その結果、血圧が上昇したり心拍数が上がったりして、
体が活動に適した状態になるのです。
ところが、ノルアドレナリンが活発になると、
普段は表に出さないようにしている感情が
どんどん出てくることがあります。
具体的には、情緒不安定になったりイライラすることが増えたりします。
うつ病の初期に不眠になるのも、
ノルアドレナリンが活発化して余計な感情や思考が止まらなくなり、
睡眠を妨げるからです。
私も社労士事務所に勤めていたときに大変激務な時期が続いていましたが、
これまで何とも思っていなかったことでも簡単にイライラしてしまう時期が
ありました。
職場の同僚が仕事の愚痴をこぼしたとき、
以前なら話を聞いてやれたのですが
否定的な言葉を聞くだけでイライラしてしまったのです。
当時は単純に疲れていただけだと思っていましたが、
今思えばあればうつ病の前兆だったのかもしれません。
幸いなことに忙しさが一段落ついたときにしっかりと休息をとれたので、
イライラはすぐに収まりました。
もし、あなたがこれまで何ともなかったのにイライラすることが増えたら、
急に泣き出してしまうことが増えたら、眠れなくなったり情緒不安定に
なってしまったら、うつ病の可能性があります。
できる限りストレスから離れて体を休めてください。
仕事などで簡単にストレスから離れられない場合は、
早めに心療内科などに行って精神科医に相談することをお勧めします。




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