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うつ病の原因ともなるストレスにはどんな種類があるのか?(環境的因子編)


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ストレスを溜め込むことで体に負担がかかり、
心のエネルギーが低下していきます。
それを補うために体が無理をしようとすることで
うつ病が発症していきます。
では、うつ病の原因となるストレスにはどのようなものがあるのでしょうか?
ストレスといっても様々ですが、
大きく分けると環境的因子と身体的因子があります。
【環境的因子とは】
体の外側からかかるストレス要因で、次の3つがあります。
①物理的環境
気温や明るさ、騒音といったものがあげられます。
35℃を超えるような猛暑日や、照明が明るくて睡眠を妨げられたり
するとストレスになりますよね。
騒音なんかはストレスとして分かりやすいと思います。
米軍基地の周辺なんかでは、騒音によってうつ病が発症した例もありますので、
騒音は長期化するとかなりのストレスになります。
②化学的環境
アルコールやニコチンといったものがあげられます。
少量のお酒なんかであれば健康に悪影響はありませんが、
量が増えたり依存症になってしまうほど摂取すると
体にとってはストレスとなります。
③対人環境
対人関係によって生じたストレス全般をいいます。
うつ病発症の原因としてはこの対人環境が一番大きいといえます。
怒りや悲しみ、罪悪感といったものもストレスとなりますが、
最もストレスが大きいのは「恥をかくこと」です。
とくに日本人は「恥」を気にすると言われています。
戦後ベストセラーとなったルース・ベネディクトの『菊と刀』によると、
日本人は、誰かに自分の悪行が知られたら非常に恥ずかしさを感じ、
その結果死さえ厭わないといったことを書かれていました。
この見解に対しては色々と議論の余地はあるかもしれませんが、
「恥ずかしい思いをする」ことがものすごいストレスであることに
変わりはありません。
職場でのパワハラでうつ病になるのも、
恥ずかしいと感じることが影響しているといえます。
だから、仕事上部下を怒るときは周りに人がいないところで怒る
といった配慮が有効なのです。
今回はうつ病の原因となるストレスの種類のうち、
環境的因子について話をしました。
次回は身体的因子について話をします。




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