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「朝型勤務制度」は過重労働によるうつ病を防げるか? | 社会保険労務士事務所 全国障害年金パートナーズ


From:宮里竹識
下北沢のスタバより、、
厚生労働省が朝型勤務を推奨していることをご存じでしょうか?
一定時刻以降の残業は禁止し、
終わらなかった仕事を翌日の早朝にまわすというものです。
「時間の限られた朝の勤務で業務を行なうことで、仕事の効率化を図り
残業時間を減らすこと」
が朝型勤務の一番のメリットだと、厚生労働省は説明しています。
実際、伊藤忠商事が2014年11月から試験的に導入し、
2015年5月から本格的に導入を行って成果が出ていることは
知られているところです。
では、この朝型勤務制度を導入すれば過重労働によるうつ病は
防げるのでしょうか?
答えは否です。
ダラダラ仕事をして残業する人や、
上司や同僚への付き合いで残業する人に対しては
大きな効果があると思います。
ダラダラ仕事をした結果、翌朝早く出勤するのは嫌でしょうから。
しかし、元々の仕事の量が多く、過重労働で残業をしている人にとっては
まったく効果がありません。
夜の勤務が翌朝早朝になるだけです。
それどころか、実質的に始業時間の前倒しとなり
朝早く出勤して帰りも遅いままといったことにもなりかねません。
過重労働者に朝型勤務を導入すると、
さらに労働時間が増えてかえってうつ病のリスクが高まるのです。
実際、私が一番忙しかった頃は、
朝の4時30分に起きて6時に出社、
夜12時まで仕事して1時過ぎに帰宅という日々が続いていました。
色々と症状も出ていましたが、
休日も仕事をしていて病院になんか行く時間もありませんでした。
もし病院に行っていたら、過労&うつ病と診断されていたかもしれません。
というわけで、安易な朝型勤務制導入には反対です。
ダラダラ残業や付き合い残業には
残業代を支払わなくてすむようにすれば良いのです。
きっちり働いている人には残業代を支払うことはもちろんですが、
仕事量を減らす、やり方を変えるといった対応が必要でしょう。




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