うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

「障害年金の請求で、役所からのカルテ開示請求が増えている」という声が精神科医から出ています


From:宮里竹識
下北沢のフレッシュネスバーガーより、、
今日は障害年金に関する相談で
ある精神科医のもとに行きました。
診断書などの書類に関して色々話していたところ、
「最近は役所からのカルテの開示請求が増えた」
という言葉が出てきました。
とくに、障害年金に厳しい都道府県の年金事務センターや
共済組合での手続きにおいて、カルテ開示の請求が増えたということです。
たしかに、私が現在サポートしている兵庫県の障害基礎年金手続きにおいて、
かなりしつこく事務センターから医師に問合せがきたと
主治医が言っていました。
カルテの開示請求が増えた理由としては、
次の三つが想像できます。
【理由①:不支給の理由探しをしている】
年金事務所等の役所は基本的には障害年金を支給したいとは
考えていません。
役所からすると、
障害年金を支給することは継続的にお金が出ていくことですので、
できれば支給したくないと考えていてもおかしくありません。
そのため、障害年金を不支給にするための理由探しのために
カルテの開示請求を行っている可能性があります。
【理由②:診断書の記載に不備がある】
これは昔からあるカルテの開示請求の理由です。
診断書や病歴・就労状況等申立書などで障害年金の受給の有無が判断できれば
よいのですが、診断書に不備があると受給の有無が判断できなくなる
場合があります。
そのときには病院にカルテの開示を求めて詳細を確認し、
障害年金の受給決定の参考にするのです。
【理由③:不正受給が増えた】
不正受給が増えると役所側も審査を厳しくせざるを得ません。
診断書の文言もそのままでは信じてくれず、
カルテとのつけ合わせで整合性を確認することまで
行うケースもあるでしょう。
不正受給が増えた場合、
一時的に審査が厳しくなる場合と
恒常的に厳しくなる場合があります。
どちらにせよまっとうな請求者にとってはいい迷惑です。
以上が、役所のカルテ請求が増えた理由として
考えられることです。
近年、障害年金の審査が厳しくなってきていることは感じていましたが、
今後も厳しい状況は続きそうです。
うつ病による障害年金専門の社労士である私としては、
腕の見せどころではあります。
とはいえ、私も1ヶ月に10名までしかサポートできません。
私に依頼せずに自分で手続きした人が不利益な結果にならないことを
願うばかりです。




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