うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

日本の長時間労働が過労死国際シンポジウムでも明らかに


From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
日本の長時間労働は有名ですね。
短時間労働の進んだフランスなどの欧米と比べると明らかです。
2016年5月21日、
長時間労働が根強い日本・韓国と
時短の進んだフランスの専門家が大阪府内で
シンポジウムを行いました。
週49時間以上の長時間労働を行っている人の割合が
下のグラフです。
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やはり日本と韓国が突出していますね。
日本では男性に限っていえば30%超の人が
週に49時間以上働いています。
かく言う私は週に80〜90時間働いていたので、
週49時間程度の労働なら大したことないと感じてしまいます。
しかし長時間労働は心身共に疲弊していきます。
長時間労働を背景にうつ病になってしまう人も多数います。
実際私たち全国障害年金パートナーズに障害年金の相談をする人でも、
長時間労働が原因でうつ病になり、仕事を続けられなくなった人も
多いです。
ではどうすれば良いのか?
私個人の考えですが、
長時間労働を自分一人で解決するのは困難です。
仕事の効率を上げて早く業務を終えられるようになったとしても
空いた時間の分だけ他の仕事が回ってきます。
たくさんの仕事をすればするほど、
より多くの仕事がやってきます。
これは一個人でどうにかできるものではなく、会社の仕組の問題です。
そして会社の問題は一社員でどうこうできません。
なので、長時間労働が恒常化している会社なら、
さっさと見切りをつけて辞めてしまいましょう。
環境を変えるのが一番です。
ただし、すでにうつ病を発症している人の場合、
環境を大きく変えてしまうと症状が悪化するおそれがあるので、
いきなり転職するのは控えた方がいいでしょう。
まずは休職して療養に専念することが優先です。
私は長時間労働は”悪”だと考えていますが、
一定の条件があれば”善”だとも思っています。
それは、
●スキルを身につけるために長時間働くこと
●期限を決めること
の二つの条件です。
専門的なスキルを身につけるにはそれなりの時間がかかります。
自分の能力を上げるために長時間働くことは悪いとは思いません。
私自身そうしてきましたし、
他の誰よりも働いたおかげで今の自分があると感じています。
とはいえいつまでも長時間労働をするわけにもいきません。
体がもちませんから。
なので期限を決めることが重要です。
”30歳までは労働時間を気にせずがむしゃらに働く”
なんてのも良いでしょう。
私は社労士として開業するのを前提として仕事をしていましたので、
”開業するまでは誰よりも多くの時間働き、スキルを身につける!”
という思いで働いていました。
開業するまでという期限を決めていたからこそ、
月100時間超の残業が5年続いても耐えられたのかもしれません。
当然開業した今はそこまで働いていません。
障害年金のサポートにはかなりの集中力が必要になりますので、
ダラダラと働くよりも集中力を高めて短時間で一気に進めた方が
成果が出るのです。
もう昔のような長時間労働生活には戻りたくありませんし、
戻れないでしょう。
もしあなたが長時間労働で悩んでいるなら、
●転職するなどして環境を変える
●うつ病を発症したなら休職して療養に専念する
●期限を決めて長時間働く
といったことを考えてみてはいかがでしょうか?




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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