うつ病による障害年金専門社会保険労務士事務所

うつ病薬の効果、正しく理解してますか?

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うつ病の治療には投薬治療が最も一般的ですし、
うつ病改善への効果も見込めます。
ただ、色々と誤解されていることも多いのが現実です。
先日私の所に障害年金の相談に来た人は
「うつ病の薬は健康保険がきかないので高い。そのため病院に行ったことがない」
と言っていました。
その人には、うつ病の薬は健康保険の適用となること、
障害年金ははじめて病院に行ってから1年6ヶ月しないと手続きできないこと、
障害年金以前に病気を治すことが重要なのですぐに病院に行くように
助言しました。
このような例は少ないと思いますが、
うつ病の薬がどのような効果があるかよく知らないという人は多いです。
うつ病薬について、薬の効果は次のようなものです。
●不安や落ち込みを改善する
●緊張や焦燥感をやわらげる
●意欲や活力をうながす
ただ、薬の効果が現れるのには時間がかかります。
はっきりと効果を自覚できるまで1〜2ヶ月かかるというのもざらです。
また、薬の種類も様々で、人によって効果が出やすい薬や効果の出にくい薬が
あります。
そのため、A薬を処方して効果が出ないからB薬に変えるということも
頻繁にあります。
その他にも、うつ病だと思っていたら実は双極性障害(躁うつ病)だった、
といった病名の変更もあります。
そのような場合も、病気の種類が変わるため薬も変わります。
うつ病をはじめとした精神疾患は症状が似たものも多く、
薬の種類も多種多様のため、病名の診断や最適な薬の選定が難しいのです。
このことが鬱病の治療を長期化させる要因の一つになっています。
しかし、問診を中心に病名や薬を判断する今の医療制度においては、
この問題をすぐに解決することはできません。
うつ病患者もこのことを理解して長期的な治療を見据えて療養するしか
ありません。
医師に処方された薬をしっかり飲み、効果がなければ別の薬を試してみる、
自分の症状や日常生活状況なども伝えることが重要です。
ただ、血液検査によるうつ病の診断という研究が進んでいます。
現在はまだ一部の病院でしか実用化されていませんが、
この血液検査の精度が上がり多くの病院で採用されるようになれば、
病名判断や薬の選別が今よりも早く適確になるかもしれません。



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