エルデンリングの全実績が、奨学金につながる時代になったらしい

From:鶴岡正也
八王子のカフェより……
先日、「ゲームの実績で奨学金がもらえる」というニュースを見かけました。
アメリカの大学が、ゲーム内で難しい実績を達成した学生に、最大で年間1万5000ドルの奨学金を支給する制度を設けたそうです。
ゲームで奨学金。
最初に見たときは、「ついにゲームの実績がお金になる時代が来たのか」と少し驚きました。
対象となるゲームには、『マインクラフト』や『ファイナルファンタジー14』など、50タイトル以上が並んでいます。

そして、その中には私が大好きなゲーム『エルデンリング』もありました。
『エルデンリング』は、とにかく自由なゲームです。
広大な世界をどこから探索してもよく、強い敵に正面から挑んでも、いったん逃げて別の場所で力をつけてもいい。武器や魔法も豊富で、自分なりの攻略方法を考えられます。
ただし、自由だからといって簡単ではありません。何度挑んでも勝てない敵の動きを観察し、装備や戦い方を変えながら、少しずつ攻略していきます。

何度も倒されたあとに、ようやく勝てた瞬間の達成感は、このゲームならではです。
……おっと、エルデンリングの話になると、つい夢中になってしまいますね。
そんな私ですから、もちろん全実績を解除しています。記事を見た瞬間、「これは私も対象なのでは?」と少しだけ期待しましたが、日本に住む私には関係ありませんでした(笑)。
それでも気になって制度を調べると、評価されるのはゲームの記録だけではありません。
失敗しながら攻略法を考え、最後までやり遂げた過程や、そこから何を学んだのかまで見ているそうです。
私は、この考え方がとてもいいなと思いました。
人はどうしても、目に見える結果だけで判断し、その裏側にある苦労を見落としてしまいます。
障害年金でも、似たことがあります。
それは、診察室の姿だけでは、日常生活の困りごとが主治医に伝わらないことです。
診察室では受け答えができ、ひとりで通院できていても、それが日常生活のすべてではありません。
病院へ行くために前日から緊張していませんか。
帰宅後は疲れ切って何もできなくなることはありませんか。
バスでは周囲が怖くて、下を向いて目を閉じたまま耐えていませんか。
自宅では食事や入浴、掃除などができず、家族の援助を受けていませんか。
こうした事情は短い診察の中ではなかなか見えません。聞かれないので「わざわざ話すほどではない」と思い、主治医に伝えるのは難しいです。
その結果、主治医は診察室で見えた姿をもとに、診断書を書きます。
ゲームの実績と同じように、障害年金でも、表面に見えている姿だけでなく、その裏側にある日常生活まで伝えることが大切です。
ご自身が障害年金の対象になるのか気になる方は、診察室では主治医に伝えきれなかった生活の状況も含めて、一度ご相談ください。
あなたからのご連絡おまちしてます。


