ノルトリプチリン<商品名:ノリトレン>の効果と副作用について | 社会保険労務士事務所 全国障害年金パートナーズ
この記事では、
ノルトリプチリン<商品名:ノリトレン>の
効果と副作用について説明していきます。
【商品名】
ノリトレン
【効能】
うつ病、うつ状態、内因性うつ病、
反応性うつ病、神経症性うつ状態
脳器質精神障害のうつ状態、
退行期うつ病に対して改善の効果があります。
【用法】
通常、成人は、1錠10mgとして1日150mgまでの
範囲で1日2回に分けて服用します。
あるいは、一錠25mgを1日、150mgまでの範囲で
1日3回にわけて服用します。
症状や年齢によって飲む量は増減します。
【注意点】
少しの量からのみ始めて、効きめを感じられる量まで少しずつ
増やしていきます。大体2~3週間程度かかることもあります。
薬の飲む量を増やしたときにに気分が不安定になったり、
違和感を感じたときは、すぐに医師に相談しましょう。
自分でも、自分の行動の変化などを気づくよう、意識しておくこと
が大切です。
攻撃性や衝動性が高まることもあります。
急に飲むのをやめると症状がもっと悪くなったり、
体の調子が悪くなることがあります。
やめるときは医師の判断で少しずつ薬の量を減らしていきましょう。
基本的には、必ず医師に指定された期間は服用しつづけましょう。
立ちくらみによる転倒の危険性があるので、
勢いよく動くのではなく、ゆっくり動くようにしましょう。
飲み始めは吐き気などの副作用があらわれることがあります。
大体2週間くらいほで軽くなっていきます。
とはいえ、違和感を感じたら、すぐに医師に相談しましょう。
薬の効果があらわれるまでに2週間以上かかることもあります。
焦らず、医師の指示のもと正しく服用していきましょう。
ねむけやめまいを起こすことがあります。自動車の運転などの、
危険な行為は控えましょう
【副作用】
副作用として、倦怠感、頭痛、吐き気、
悪性症候群、体が硬くなる、
急激に体温が上昇する、発汗、頻脈、
意識に障害がでる、体がふるえる、
せん妄や幻覚、錯乱、現実ではきこえない声や音が
聞こえたりする、現実にはいない動物や人の姿が見えたり、
もうろうとして、混乱や取り乱すといった症状が
あらわれることがあります。
このような症状があらわれたらすぐに
医師に指示を求めましょう。