うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

1-2.私の障害年金ストーリー


魔法の靴

これは、私の魔法の靴です。

これから数分の間に、
うつ病による障害年金専門」の社会保険労務士である宮里竹識が、
うつ病で障害年金を受け取るためにこの靴がどう役に立ったのかを
お話します。

さて、うつ病で苦しんでいるあなたは、
収入が少なくなって経済的に不安を覚え、
何か支援策はないかと探し回ったのかもしれません。

障害年金と聞いて、
「生活保護と同じようなもの」
と思ったかもしれませんが、まったく違います。

障害年金は、
生命保険や地震保険と同じ保険制度です。

これまで年金を支払ってきたあなたに
うつ病という保険事故が起こったのですから、
保険金を請求する権利があるのです。

堂々と障害年金という保険金を請求しましょう。

また、もしかしたらあなたは
障害年金は身体障害者だけがもらえるものと思っているかもしれませんが、
それも違います。

障害年金は、
身体障害以外にも、うつ病や双極性障害、
統合失調症といった精神疾患でも受け取ることができます。

また、インターネット上には
障害年金に関する間違った情報が数多く出回っています。

障害年金の中でも、
うつ病の障害年金は最も難易度が高く専門知識が必要なんですが、
中途半端な知識で不適切な情報を発信している人が多いのです。

間違った情報を信じて動いた人が、
続々と不支給になっています。

覚えておいてください。

この間違いだらけの障害年金の中で、
あなたが知るべき正しい情報をお伝えすることを
私が約束します。

そのためにあなたに話しておかなければならないことがあります。

この話は多くの人にとって、
ちょっと厳しく残酷な現実を話すものです。

とくにあなたやご家族がうつ病で働けない状態なら、
少し心の準備をしてからこの話を聞いてください。

初めて障害年金の手続きを行った私の恥ずかしい話です。

・・・準備はいいですか?

 

さて、
私は昔から障害年金やうつ病の専門家だったわけではありません。

専門誌の表紙を飾ったり、
毎日相談者が列を作って並んでいたわけではありませんでした。

それに、
現在のようにうつ病での障害年金認定率がNo. 1
というわけではまったくありませんでした。

実際は、今とはかけ離れていました。

「もうたくさんだ」
と踏ん切りをつけた日を覚えています。

これからその話をあなたにします。

本当は非常に恥ずかしいのですが。。。

後で紹介するうつ病者のための障害年金獲得法に行き当たる前、
私がどれほどの深みに陥ったか知ってもらいたいと思います。

それは10年ほど前の夜遅く、
東京都町田市の本屋でのことでした。

私がその時のことを記憶している理由はすぐに明らかになります。

当時私は町田市の木造アパートに彼女と二人で暮らしていたのですが、
いつもケンカが絶えませんでした。

ケンカといっても怒鳴りあったり
罵り合ったりしていたわけではありません。

彼女の愚痴をひたすら聞いていただけです。

周りの人間関係、
テレビのニュース、
アパートの隣にある幼稚園の騒ぎ越え、
道ですれ違っただけの人。。。

彼女はあらゆる物事に否定的に反応し、
ネガティブな発言を繰り返していました。

私も最初は彼女の悩みや問題を解決しようとしました。

妻の話を最後まで聞いて、
どこに問題があるか考え、
解決策をアドバイスしました。

しかし、
私がどれだけ真剣になろうとも
「あなたは分かっていない」
とこちらが否定されるだけでした。

彼女の口から発せられる言葉は、
ほとんどが否定的なものになっていました。

一緒に生活しているのですから、
私は1日に数十回以上否定的な言葉を浴びせられます。

急に情緒不安定になったり、
泣き出したり、
人がいる外に出られなくなったり。。。

そんな毎日が1年ほど続いていました。

「なんで彼女はこうなってしまったんだろう?」
「昔はあんなことなかったのに・・・」

もう限界でした。

正直に言うと、
彼女と別れてしまえば楽になれるとさえ考えていました。

そんなある金曜日の夜、
ふと立ち寄った町田市の本屋でこの本を見つけたのです。

 

「ツレがうつになりまして」

この本は、
デキるサラリーマンだった夫が突然うつ病になり、
売れない漫画家の妻の目線で描く闘病生活日記
といった感じの本でした。

この本に出てくるツレ(夫)が
私の彼女と同じような症状だったことから、
すぐに購入して本屋を出ました。

本屋を出たはいいものの、
家に帰って彼女の目の前でこの本を読むことはできないと感じた私は、
近くのスターバックスに入って本の続きを読み始めました。

そこで初めて、
「私の彼女はうつ病じゃないのか」
と思ったのです。

それまでうつ病は心が弱い人がなるものだと
思い込んでいました。

うつ病にはどんな症状があり、
どうすれば治せるのか、
様々な知識が入ってきました。

私はうつ病を誤解していただけでなく、
彼女のことも正しく分かってやれていなかったのです。

私は家に帰り、
すぐに心療内科に行くことを彼女に提案しました。

最初は
「私を病院扱いするな」
と抵抗していた彼女でしたが、
私の粘り強い説得の末、
心療内科に行ってくれることになりました。

さっそく次の日に彼女と心療内科に行き、
そこでは1時間ほどかけて先生やカウンセラーと話をしました。

どういった症状が出ているのか、
普段どんなことを考えているのか、
心理テストで木の絵を描いたりもしました。

正直に言って、
心療内科での出来事はほとんど覚えていません。

先生のこの言葉を除いては・・・。

 

「うつ病は誰にでもかかる病気です。
そして治せる病気です。
今まで苦しかったと思いますが、
必ず良くなりますので安心してください」

 

その言葉を聞いて、
私の心は文字通り救われた気がしました。

彼女も同じだったようで、
となりでボロボロ泣いていました。

後で聞いたところによると、
なぜだかわからないけど先生の話を聞いていたら
涙が止まらなくなったそうです。

こうして彼女のうつ病治療がはじまりました。

そして、あっという間に3年が経過しました・・・。

治療はまだ続いています。

数年かかることもあると知っていたので
気長にいくつもりでした。

そんなある日、
仕事先でのお客さんからのちょっとした質問が
私と彼女の生活を大きく変えることになりました。

当時私は、
社労士事務所で働く社会保険労務士で、
企業の給与計算や社会保険手続きなどが仕事でした。

お客さんから、こんな質問がきたのです。

 

「ウチの社員がうつ病で休職しているんだが、
もうすぐ傷病手当金の支給が終わってしまう。
何とかならないか

 

というものでした。

傷病手当金というのは、
健康保険の給付の一つで
ケガや病気で働けなくなった時に
給与の約3分の2が支給されるというものです。

 

ただ、この傷病手当金は
最長で1年6ヶ月しか支給されません。

そこで傷病手当金が終わった後に
何か支援してくれる制度がないか調べました。

色々調べて回った結果、
うつ病でも障害年金をもらえる可能性があることが
分かったのです。

障害年金とは、
障害を持っていてかつ一定の要件を満たした人に支給される
国の年金制度です。

私も年金の専門家である社会保険労務士ですので、
障害年金の存在は知っていました。

しかし、
障害年金は身体障害者がもらうものだと思っていて、
うつ病などの精神障害が対象になるということは
知りませんでした。

周りの社労士にも話を聞きましたが、
うつ病で障害年金がもらえることを知っている人は誰もおらず、
みんなこんな顔で目を丸くしていました。

 

後で分かったことですが、
障害年金は国がほとんど広報活動を行っておらず、
うつ病にいたっては障害年金の存在を知らず
要件を満たしているのに請求していない人が大勢いることが判明したのです!

質問をくれたお客さんには
障害年金の概要を伝えるだけで終わりましたが、
もしかしたら私の彼女も障害年金がもらえるのではないかと
考えるようになりました。

家に帰って彼女に障害年金の話をしたら、
とりあえず年金事務所に相談して、
必要な書類をもらってこようという話になりました。

私は仕事でしたので、
彼女一人で年金事務所に行けないか話をしたところ
一人では不安で無理ということだったので、
年金事務所に電話してもらうことになりました。

次の日、
私が仕事から戻り彼女にどうだったかを聞くと、
「年金納めてないなら障害年金は出ない」
と言われたということでうなだれていました。

 

もう少し詳しい話を彼女に聞こうとしたのですが、
年金事務所の話が難しくて
何を言っているのか分からなかったそうです。

これは私が直接確認した方が良いと考え、
次の日の昼休みに年金事務所に電話しました。

すると、
個人情報なので電話では回答できない」
ということでした。

しょうがないので、
次の週に有休を取り私一人で
年金事務所に行くことにしました。

最寄りの年金事務所は歩いて1時間5分、
距離にすると6㎞ほどです。

電車で行くという方法もありましたが、
自宅と駅との距離のかねあいから
歩いた方が早かったのです。

ちょうどを新調したばかりで、
歩いてならしたいと思っていたので
ある意味歩きで年金事務所に行く
良いタイミングでした。

そうして歩いて行った年金事務所ですが、
委任状がないので相談にはのれません」
と窓口で言われました・・・。

 

そんなんあるなら電話したときに教えろよ、
と思いましたが役所にそんなことを言っても無駄だと
分かっていたので委任状をもらって
歩いて家に帰りました。

家に帰り委任状に妻のサインをもらって
サイド年金事務所へUターンです。

もちろん、歩きで・・・。

 

ようやく相談窓口に案内され、
おばちゃんの相談員と話をすることになりました。

先日電話で相談した時には
年金を納めてないなら障害年金はもらえないと
言われたことを伝えました。

彼女の年金記録を確認してみると言って
パソコンをいじりだすおばちゃん相談員。

年金記録が書かれた資料を印刷して確認したところ、
私の扶養に入って年金が免除されていた期間が長いため
問題ないということでした。

彼女の電話での説明も悪かったかもしれないけど・・・

きちんと制度を説明するなり
年金記録を確認するなりすればよかったのでは?

心の中に疑念が湧いてきます。

とはいえ、
お役所仕事なので仕方ないとあきらめ、
話を進めました。

何とか手続きできそうなめどが立ち、
診断書や請求書、申立書といった書類を持って帰りました。

その日1日で自宅と年金事務所を2往復、
時間にして4時間20分、
距離にして24㎞あるきました。

新しい靴も、
新品特有の固い感じもすっかりなくなり、
私の足にしっかりフィットした
良い感じの履き心地になっていました。

 

次に、診断書の作成を医師に依頼しに行きました。

ちなみに自宅から歩いて40分、
約4㎞の距離です。

当然歩いて行きました。

 

 

病院で最初は
「うつ病の場合、障害年金は厳しいよ」
と医師は診断書の作成に消極的でした。

しかし私が社会保険労務士であることを明かし、
何とか協力してもいました。

 

診断書が出来上がると、
請求書や申立書やその他の書類を用意して
年金事務所に提出しに行きました。

当然、歩きです。

 

年金事務所では、例のおばちゃん相談員が対応してくれました。

書類一式を渡して確認してもらうと、
「診断書のこの部分が不十分なので修正してきてください」
と言うではありませんか。

さらに、
申立書と請求書の記載内容にも不備を指摘されました。

 

結局書類は受け取ってもらえず、
持ち帰ることになりました。

 

後日、
気まずい気持ちで心療内科に歩いて行き、
診断書の修正を医師に依頼しました。

先生も
「こんなどうでもいいところでも指摘してくるんだ」
と若干あきれていましたが
何とか修正に応じてくれました。

 

その後、
他の書類も修正して
改めて年金事務所に歩いて向かいました。

 

いつものおばちゃん相談員に
書類を渡します。

今度こそ大丈夫。

しかし、
私の期待はまたも裏切られることになります。

書類をチェックしていたおばちゃん相談員が
こう言いました。

「前回の指摘事項はしっかり修正されていますね。
じゃあ次はこの書類を書いてきてください」

 

 

何だって!

 

さすがの私も怒りました。

必要な書類はすべて用意したはずだ!
何で今になって新しい書類が出てくるんだ!
いつになったら書類を受け取ってくれるんだ!

私の怒りもなんのその。

おばちゃん相談員は平然とこう言い放ちました。

「状況によって必要な書類は変わってきます。
障害年金の手続きではこういったことは日常茶飯事なんです」

 

私も疲れ果ててしまい、
これ以上抵抗してもしかたないので
そのまま追加の書類をもって家に帰りました。

 

彼女も障害年金の手続きに参加していましたが、
途中からまったくついてこれない状態になってしまいました。

その後も何度か年金事務所や病院、
市役所などを往復することが続きました。

結局彼女の障害年金は請求しないまま、
終わりを向かえることになったのです。

その理由は二つあります。

一つは、
私の仕事が忙しくなって
障害年金のために時間を作ることが
難しくなってきたこと。

もう一つの理由、
これは嬉しいことですが
彼女のうつ病が改善したからです。

少しずつ病状が改善し、
週に3日〜4日ほど働ける状態にまで回復したのです。

働けるくらいまで体調が良くなったのであれば
障害年金は必要ないよね
ということで彼女と相談して障害年金の請求は
しないことにしました。

これが私の初めての障害年金手続きです。
当時の書類を今見ると、
恥ずかしくて死にたくなるほど
できの悪い書類でした。

こんなレベルの低い書類で手続きしたとしても、
障害年金は認められなかったかもしれません。

もちろん、
の私が書類を作ればですが・・・。

 

ちなみに、
何度も役所と自宅を歩いて往復したのですが、
総移動距離は84㎞
時間jにすると14時間30分でした。

 

 

妻も途中まではついてこれたのですが、
後半はほぼ私一人で行いました。

これはあくまでも移動時間のみですので、
書類の作成時間や役所との打ち合わせ時間など
すべて合わせると30時間は超えていたはずです。

うつ病の彼女一人では
とても手続きできなかったと思います。

しかし、
もっと早く障害年金を知っていたら、
適切に手続きできていたら障害年金をもらえていた
可能性が高いという思いは残り続けました。

収入がないこと、
周りに迷惑をかけていたことに負い目を感じていた彼女にも
経済的安心を与えられていたかもしれない・・・。

そんなモヤモヤした気持ちが
日に日に大きくなっていきました。

もうこんな思いは十分だ!

そう思い、
私は障害年金を専門にする社会保険労務士として活動するわけですが、
私や彼女のような思いを他の人には味わってほしくない
という気持ちがずっとありました。

まずは、
数少ない障害年金の専門書を読みあさりました。

しかし、
障害年金制度については詳しく書いてはいるものの、
具体的な手続き方法の詳細はありませんでした。

具体的なケースは体験者に確認しようと思い、
インターネットの掲示板も見ましたが
ダメでした。

誤解や間違いだらけのコメントで、
実務的にはまったく使えませんでした。

それに悪意のあるコメントも多く、
見ていて気分が悪くなりました。

インターネット上にある、
1万円〜2万円もする高額なマニュアル本も
いくつか書いました。

しかし、
ほとんどが障害年金制度の説明ばかりで
中身がないものばかりでした。

実用的な記載があっても、
「マニュアルを作った人の場合はうまくいく」
といったレベルで、
他の人には使えないものでした。

中には、
暗に障害年金の不正受給を促すものもあり、
厚生労働省もこういった悪質なマニュアル本には
注意を促していました。

結局、
答えは自分で探すしかありませんでした。

数多くの事例を経験し、
成功例と失敗例を比較検証する日々が続きました。

そして、私はついに発見したのです。

うつ病で働けなくなっても生活に不安を感じなくなり、
安心して療養に専念できる、
迷惑をかけている家族への罪悪感を軽減し、
自分も生きていていいんだと感じられるための経済的支援、
障害年金をしっかりと受け取るための方法を見つけたのです。

これから、この発見についてお話しします。

ですから、このままご覧ください。

言うまでもなく、
私は最初から障害年金の専門家だったわけではありません。

あなたとほとんど変わりません。

たまたまあなたより先に障害年金の手続きを行い、
そして挫折した普通の人間です。

自分自身の挫折と
その後の数多くの障害年金の経験のおかげで、
私はある方法を発見しました。

あなたや私のような普通の人がついに・・・。

専門家のように
障害年金の手続きを行うことができるようになります。

私が発見し続けたこの「パターン」はとても強力で、
私を一気に「障害年金の専門家」に変えてくれました。

この新しい方法を使えば
年金事務所や病院を何度も行き来したり、
「この書類間違っています」
なんて役所の人に言われることもなく、
障害年金受給のための正しい書類が作れるようになります。

この後、その詳細をすべてお教えします。

ですから引き続きご覧ください。

 

 

著者紹介

ここで私は誰か、

なぜ私の話を聞く必要があるのかについてお伝えします。

私の名前は宮里竹識(みやざとたけし)といいます。

日本で唯一の”うつ病による障害年金専門”の社労士事務所、
社会保険労務士法人全国障害年金パートナーズの代表社労士です。

障害年金に関する書籍を二冊執筆しています。

  

 

また、うつ病や障害年金に関するコンテンツを日々発信していて、
YouTubeのチャンネル登録者数は10,887名、
メルマガ登録者数は累計46,285名となっています。
(2023年12月7日時点)

障害年金のサポートを行う社会保険労務士はここ数年で激増しましたが、
そのほとんどが障害年金専門を名乗りつつ別の業務もやっているという
片手間に障害年金を行う社労士事務所です。

しかし私たち社会保険労務士法人全国障害年金パートナーズは違います。

法人名に”障害年金”とついていますので、
障害年金以外の仕事はきません。

本当に障害年金のみを行なっている数少ない社労士事務所です。

障害年金の成功率も非常に高く、
2022年は353名のサポートを行ったところ
351名の年金が決定しました。

不支給となったのは2名だけです。

 

電話相談やメール問い合わせ等を含めると
年間でのべ1万人以上の人を支援しているため
とてもすべての人からの依頼を受けることができません。

そのため、
障害年金の受給代行の依頼を受けるのは
月に30名までとしています。

私たち全国障害年金パートナーズは、
日本で一番うつ病での障害年金を経験していると自負しています。

そんな私がこれまで積み重ねてきた経験をベースに、
あなたが障害年金を受け取るために必要な情報、
行うべき手続きの具体的方法をこれからお話します。

ぜひ最後まで読み進めてください。




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この動画を見るまで障害年金の手続きをしないでください。
うつ病のあなたが障害年金を受け取るために必要な、
5つのステップを動画で説明します。



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