うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

4-2.障害年金社労士の選び方


 

 

うつ病での障害年金を社会保険労務士に依頼した場合、
どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

【2つのメリット】
①障害年金の成功率が格段に上がる
まずは何といっても障害年金の成功率が上がる、
というのが最大のメリットでしょう。

障害年金を受け取って経済的な不安を解消し、
療養に専念して社会復帰を目指すのが目的ですので、
障害年金を受けられなければ意味がありません。

うつ病の障害年金を自分で手続きするのは非常に難しいため、
少しでも成功率を上げたいのであれば
障害年金専門の社会保険労務士に依頼するのがベストです。

 

②自分が楽できる
これも大きなメリットですね。

障害年金の手続きはとても大変です。

作成する書類も多いですし、
人によって必要な書類も変わってきます。

書類に書かなければならないことも、
書いてはいけないことも人によって違います。

自分で手続きすると決めた人も、
そのほとんどが申立書の作成で手が止まります。

頭が真っ白になって何を書けばいいのか分からなくなります。
申立書の記載事項の意味自体が理解できなかったりします。

申立書一つ書くのに1ヶ月以上かかったという人も
ザラにいます。

社会保険労務士に依頼した場合は、
そんな苦労から解放されます。

本物の障害年金専門の社労士に依頼すれば、
すべての手続きを社労士が代わりに行うため
あなたは待っているだけで年金を受け取れることになります。

とはいえ、
社会保険労務士に障害年金を依頼する場合も
メリットばかりではありません。

 

【2つのデメリット】
①お金がかかる


何といっても一番のデメリットはこれでしょう。

当然といえば当然ですが、
社労士に代行を依頼するとお金がかかります。

着手金として1万円から3万円、
成功報酬として年金の2ヶ月分というのが
業界の標準です。

費用が発生することに対してどう思うかは
人それぞれです。

お金を払うのは嫌だと思う人もいるでしょう。

実際のところ私も、
障害者からお金をとるとは何事だ!
金儲けなんか考えずに無償で行え!
なんてことを言われたこともあります。

その場でお断りしてお引き取りいただきました。。。

 

”専門家の知恵やノウハウにはそれなりの価値がある”
”お金が発生するからこそ社労士にも責任が生じる”

このように私は考えていますので、
お客さんには堂々と報酬を請求しています。

障害を持った人からお金をとるのはおかしいとあなたが感じるのなら、
障害年金の手続きは自分でやった方がいいでしょう。

逆に、専門家に動いてもらうには対価が必要と感じてくれるのなら、
ぜひ社会保険労務士に依頼してください。

 

ここで一つ、
重要な事実をお伝えしなければなりません。

それが社労士に依頼する二つ目のデメリットです。

②依頼する社労士によって結果が変わる

あまり知られていませんが、
A社労士に依頼していたら障害年金を受け取れたのに、
B社労士に依頼したばかりに年金が不支給になった、
ということが普通にあるのです。

もしかしたらあなたは、
”年金の専門家で国家資格である社会保険労務士であれば
障害年金を手にすることができる”
なんて考えていませんか?

残念ながらその考えは間違いです。

なぜなら、
社会保険労務士であってもピンからキリまであり、
人によって実力の差が大きくあるからです。

そもそも、
年金の専門家である社会保険労務士であっても、
障害年金の実務を経験している人は1%ほどしかいないのです。

ほとんどの社労士は企業と顧問契約を結んでおり、
企業の社会保険手続きや給与計算、
人事の相談といったことを業務にしています。

一方、
障害年金を受ける人は働ける状態になく、
すでに退職しているかして個人で手続きすることがほとんどです。

なので、
一般の社会保険労務士は
障害年金の実務を経験する機会がないのです。

こんな話をすると、
「でもネットで障害年金と検索すると社労士がたくさん出てきますよ?」
なんて言われます。

実はこれにもカラクリがあります。

障害年金は社労士が扱う業務の中でもかなり難しい仕事であったことから、
ごく一部の社労士だけが障害年金のサポートをしていました。

しかし数年前から、
障害年金のサポートをする社労士が急激に増え始めました。

なぜ急に障害年金を扱う社労士事務所が増えたかというと、
大手のコンサル会社が裏で動いているからです。

とある大手のコンサル会社が、
全国の社会保険労務士に対してこんなメッセージを発信したのです。

”障害年金は楽に稼げる!”
”ゼロからはじめて売り上げ3千万円!”

とてもキャッチーなメッセージで、
売り上げに困っている社労士さんからすると
魅力的な提案に見えます。

そうやって多くの社会保険労務士を集め、
障害年金で稼ぐためのコンサルティングを売っていくのです。

聞いたところによると、
コンサルティングの料金は約400万円だそうです。

この金額を払うことで、
障害年金のためのホームページ作成をコンサル会社が行い、
障害年金の実務手続きなども教えてもらえるそうです。

このコンサル会社が関与した障害年金社労士のホームページは
どこも同じような構成で作られていますので、
ある程度ホームページを見比べていけば分かります。

このようにコンサル会社が多額の報酬を受け取って
社労士に障害年金のビジネスを広めていく、
このやり方がどうなのかは賛否あると思います。

一部で報道されて議論が起こったこともありました。

ちなみに私個人は、
コンサル会社が社労士をコンサルティングするのは
とくに問題ないと考えています。

私自身はそのコンサル会社と契約したりはしていませんが、
障害年金をサポートする仲間が増えるのは良いことだと
考えていました。

しかし、
障害年金を依頼するお客さんの立場で考えると
ちょっと困った事態が二つ起こっています。

一つは、
障害年金のサポートを始めたばかりで
まだ実務経験が乏しいという社労士さんがたくさんいるということです。

 

 

まぁ、誰しも最初は素人ですので
実務経験が乏しい時期があるのは仕方ありません。

私だって最初から障害年金のプロだったわけではありませんから・・・。

とはいえ障害年金を依頼するお客さんからしたら
そんな事情はどうだっていいのです。

”障害年金はじめました”
と言っている社労士さんと
”毎年100人の障害年金をサポートしてます”
という社労士さんとではやっぱり違いますよね。

障害年金の経験が豊富な社労士かそうでない社労士かは
ホームページのある部分を見れば見分けることができます。

その点は後ほどお伝えしますね。

 

もう一つのお客さん視点で困った点というのは、
社労士のホームページを見ても、障害年金専門か分からない
というものです。

 

 

障害年金をサポートする社会保険労務士のホームページをみると、
情報のすべてが障害年金に関するものばかりです。

一見すると障害年金を専門にしているように見えますが、
実は違います。

障害年金とは別にホームページを用意していて、
そこでは別の業務を行なっていると記載されているのです。

「そんな紛らわしいことをしているのは一部の社労士だけだよ」
なんてあなたは思うかもしれません。

でも、そうじゃありません。

実はほとんどの社労士事務所が
別の本業の業務をもっていてホームページがあり、
それとは別に障害年金用のホームページを作っているのです。

”色んな業務をやっていて障害年金もやっていますよ”
なんて言うよりも、
”障害年金を専門にしていますよ”
ってい言う方がお客さんがくるじゃないですか。

とはいえ、
ホームページを複数もつことは違法でも何でもないのですから、
各社労士事務所の自由です。

ただ、障害年金の依頼をするお客さんにとっては
誤解を与えてしまう社労士のホームページが多いのです。

残念ながら、
これが障害年金社労士業界の実態なんです。

では、
どうすれば自分に合った社会保険労務士を見つけられるのでしょうか?

もちろん方法はあります。

実力に大きな差があり、
ピンからキリまでいる社会保険労務士の中で
あなたにピッタリの社労士を探す秘訣をお伝えします。

次の三つのステップを行うことで
あなたに合った障害年金社労士を見つけることができます。

 

【ステップ①】本当に障害年金を専門にしている社労士事務所か確認する

単純にホームページを見ただけでは、
その社労士が障害年金専門か判断することはできません。

障害年金のことしか書いてないホームページなのですから、
他の業務をやっているかの情報がないからです。

なので、
そのホームページにある社労士事務所名を確認し、
Googleやyahoo!で事務所名を入力して検索をかけてください。

すると、
その社労士事務所が複数のホームページを持っている場合は
すべてのホームページが検索結果に現れるはずです。

障害年金だけをやっている社労士事務所であれば
障害年金に関するページばかりが検索結果にでるはずです。

ですが、別の業務をやりながら片手間に障害年金をやっているのであれば、
別の業務のホームページも検索結果に出てくるはずです。

これで本物の障害年金専門の社労士かが判別できるのですが、
一つだけ注意点があります。

それは、
”きちんと社労士事務所名で検索をかける”
ということです。

それはさっき聞いたよ、
とツッコミが入るかもしれませんが
とても重要なことです。

よくあるのが、
ホームページの一番上に記載されている名称を
社労士事務所名だと勘違いしてしまうことです。

”○○障害年金相談室”
”○○障害年金センター”

こういう感じの名称が一番上にくることが多いですが、
それはホームページのタイトルであって
社労士事務所名ではありません。

ホームページのどこかに控えめに社労士事務所名が
記載されているはずですので、
しっかりと確認してください。

多くの社労士事務所は、
”△△社会保険労務士事務所”
という名称です。

「△△」には社労士さんの氏名が入ることがほとんどですね。

きちんと社労士事務所名を確認し、
検索をかけてみましょう。

 

【ステップ②】自分の病気やケガでの障害年金の経験が豊富か確認する

障害年金社労士の業界では、
まだデビューしたての実務経験の乏しい
社労士が多いのが特徴です。

でも、
せっかく依頼するなら経験豊富な社労士に依頼したいですよね?

そんなときは、
ホームページにあるお客様の声を見てください。

経験豊富な社会保険労務士ほど
たくさんのお客様の声を載せています。

ただ、とても残念なことですが、
本物のお客様の声か疑わしいホームページも実在します。

怪しい通販や情報商材のサイトだと、
お客様の声を捏造するケースが多いですよね。

障害年金社労士のホームページにも、
ちょっと怪しいお客様の声も存在するのです。

なので、
お客様の声を見るときには
お客さんが手書きで書いた用紙の写真が載っているかを
注目しましょう。

パソコンで文字を打つだけならいくらでも捏造可能ですが、
お客さんの手書きの用紙が多数載っていれば
本物だと判断できますよね。

さらに、
お客様の声を見るときには
どんな病気やケガで障害年金のサポートをしてもらったかについても
見ておきましょう。

障害年金は病気や怪我の種類によって認定基準が違うため、
あなたの病気での障害年金の経験が豊富かどうかは
重要ですよね。

障害年金の経験はある程度あるけど、
自分の病気での障害年金はやったことがない、
そんなケースも十分にあるのです。

 

【ステップ③】動画をチェックしよう

障害年金は、
あなたと社会保険労務士の二人三脚で行います。

社会保険労務士が高い成功率で
障害年金の手続きを進めるためには
あなたの個人的な情報を深いところまで知る必要があります。

うつ病になった経緯
日常生活にどんな支障が出ているか
対人関係で苦しんでいること
仕事でのトラブル
家族との関係

こんなことを話してもらうことになります。

でもこれらの情報って、
すごく個人的なことで
友達でも気軽に話せることじゃないですよね。

そんな情報を社労士には伝えなければいけない。

となると、
どんな社労士でも良いわけではないはずです。

人間にはどうしても相性というのがありますので、
依頼する社労士の人間性や性格といったことも
事前に分かっていた方が安心です。

社会保険労務士も士業ですので、
いわゆるセンセイ業に含まれます。

当然多くの社労士は礼儀正しく品位があると思いますが、
やはり横柄な態度をとる社労士さんもいるようです。

”悪い人ではないけど何となく自分とは合わない”

こんなことだってあるでしょう。

でも依頼した後になって
相性が悪いことが分かるのは
お互いに不幸です。

なので、
事前に依頼する社労士の性格や考え方、
価値観といったものに触れてみるのが一番です。

こういったパーソナルな部分は
ホームページの写真や自己紹介文なんかでは分かりません。

そこで動画なのです。

動画には、
写真や文字では伝わらない情報がたくさん入っています。

表情や話し方から、
その人の人柄が見えてくるのです。

なので、
障害年金社労士のホームページに動画があれば、
ぜひ再生ボタンをクリックしてください。

その社会保険労務士の人柄に触れ、
考え方が自分に合っているかをみてみましょう。

また、複数の社会保険労務士を比べたいのであれば、
YouTubeを見るのが一番です。

YouTubeのトップページに行き、
うつ病 障害年金 社労士
という感じで検索をかけてみましょう。

色んな社労士の動画がありますので、
自分に合った障害年金社労士を選んでください。

 

 

おわりに

ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。

この『うつ病で障害年金を受け取り経済的不安を解消する方法』は
全部で10万字ものボリュームがあり、
最後まで読むのは大変だったと思います。

ですが、
あなたのうつ病で障害年金を受け取るために必要な情報は
すべて網羅したつもりです。

本書に書かれていることを正しく実践すれば、
きっとあなたも障害年金を受け取ることができるはずです。

でも、
もし自分で障害年金の手続きをするのは難しいと感じたのなら、
私たち全国障害年金パートナーズか、
もしくは他の障害年金専門の社労士事務所を頼ってください。

きっとあなたの助けになるはずです。

障害年金の依頼をする以前に、
”自分が障害年金を受け取れるのか知りたい”
と思うかもしれません。

そのような場合は、
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必要事項を入力してくれれば、
障害年金を受け取れるかの判定結果がすぐに出ます。

5分ほどの時間で判定できるので、
ぜひ試してみてください。

それでは、
あなたが障害年金を受け取り、
経済的不安から解放されて
療養に専念できることを願っています。

 

社会保険労務士法人全国障害年金パートナーズ
代表社会保険労務士 宮里竹識

 

 




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

もしあなたが、障害年金を受け取ることを考えているなら、または、どの社労士に障害年金を依頼するか迷っているのなら、この動画はあなたのためのものです。

 

 

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