うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

鬱病患者が少しでも楽になるためにやること


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※全国障害年金パートナーズに寄稿された記事を紹介します。

1.たいていのことは時間が解決してくれます


鬱病の方は、今、なにか心に心配事を抱えていることと思います。
そして、せっぱつまって、慌てていることでしょう。
しかし、よく考えてみてください。
たとえば、あなたが小学校に行く前のことを思い出してみてください。
あのいじめっ子に会いたくない、とか、親と離れたくないから、
幼稚園の送迎バスが嫌いだった、とか。
そういう、今思い返してみれば、どうってことのない悩みが、
当時の自分にとっては真に迫る深刻な事態だったのです。
それが、数十年の時が過ぎれば、
大抵はどうでもよいこととなっているはずです。
時が悩みを洗い流してくれる。
そう言う風に、俯瞰的な見方をしてみてはどうでしょうか。
 

2.その場所、そして人間関係、つらくないですか


鬱病の原因で、大きく占めるものは、ストレスです。
ストレスは、学校や職場やご近所付き合いによって生まれるものです。
もっと総括的に言えば、人間関係が大きな原因となっています。
確かに、簡単に人間関係というのは断ち切れるものではありません。
学校の先輩、職場の上司、ご近所の噂好きのおばさん。
学校をやめることも、会社を辞めることも、
引っ越すことも簡単なことではありません。
しかし、もしも、誰かが自分にとってストレスになっていると気が付いたならば、
あまり無理する必要はありません。
できる限り距離を取ることに努めましょう。
無理につき合おうとするのをやめましょう。
人間は、反応の薄い人間から離れてゆくものです。
だから、自分から無理に近づく必要はありません。
少しずつ、嫌な人から距離を取りましょう。
 

3.自分を客観的に見てみます


鬱病にかかると、思い込みが激しくなったり、考えが狭くなったりしがちです。
そうすると、同じ思考がグルグルと頭の中を占めて、
そこから抜け出すのが難しくなります。
では、どのようにその同じ思考から抜け出せばよいのでしょう。
それは、自分をできるだけ俯瞰して見ることです。
ああ、自分はいますごく困っているな、とか、
ああ、また同じ考えに囚われているな、とか、
まるで他人事のように思ってみるのが一つです。
また、かなり有意義な方法として、
悩みや怒りを紙に書き出してみるということがあります。
そうすることで、自分の悩みや怒りを、ビジュアルで捉えることができます。
いずれにせよ、凝り固まった考えを解きほぐすには、
客観性を見出すことが先決です。
 

4.頑張りすぎてはいませんか


病は気から、なんて言葉はありますが、鬱病にはその言葉は通用しません。
なぜならば、鬱病とは、気を張って、素直で、
頑張った人がなる病気だからです。
だから、鬱病になってしまった患者さんは、
頑張って治そうと気張るのではなく、頑張りすぎた心に休養を与えよう、
と思ってください。
それでも頑張り屋な患者さんには頑張り過ぎずに頑張って、と言いましょう。
もしくは、自分が患者ならば、心に言い聞かせましょう。
そうすると、自然と心にゆとりがもたらされます。




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