うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

うつ状態はこころの病気


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※全国障害年金パートナーズに寄稿された記事を紹介します。

1.抑うつと躁鬱の違い


うつ病は気分障害と感情の病気です。
意欲面で極端な上昇や落ち込みが現れてしまいます。
感情や意欲に極端な落ち込みが現れてしまうことで
仕事や家事などしなければと思っても出来なくなってしまいます。
そのような状態を抑うつ状態と言います。
また、極端に気分が高まり、活動的になりすぎるのを躁状態と言います。
私の同僚で躁鬱病で退職してしまった人がいますが、
その人は頭が良くて責任感が強く仕事のできる、任せて安心な人でした。
普段から口数が少なく大人しい人だったために、変だなと思っていましたが、
すこしづつ症状がでてきたので、病気だとは気づかず、
最悪の状態になってまわりを巻き込む混乱状態になってしまいました。
同僚は仕事も食事も全くできなくなり、
自宅では夜眠れない日々が続いていたそうです。
だんだん痩せてきて、遅刻するようになり、
仕事に来ても居眠りが続いていきました。
そんな状態から激変して多弁になり、
好きな男性に極端に接近したりと極端な行動が見られました。
混乱をおさめようとした関わった人に被害的になり
非難が多くなっていきました。
 

2.気分障害になりやすい性格


気分障害になりやすい性格があるそうです。
循環気質は開放的で社交的で温かい性格でいつも明るいけど、
執着性格で熱中して徹底的で責任感が強く融通がきかなくて疲れてしまう人。
メランコリー親和型性格の場合は、すべてをきちんとする性格で、
他人に対して気配りが強く、仕事は几帳面で徹底的で責任感が強い性格で
昇進や転居等、今まで慣れ親しんだ環境が乱れると柔軟な対処ができなくなり
病気になるそうです。
 

3.うつ病の治療と躁病の治療


うつ病の治療は十分な休養が一番大切です。
そして抗うつ薬の治療が必要です。
専門家が本人の悩みをよく聞いて気持ちを楽に保つことと
適切なアドバイスして、患者さんと協力して良い方向に導きます。
抗うつ薬は飲み始めの数日は倦怠感や眠気と口の渇きがあります。
飲み始めて10日から2週間で効果が出てくるのです。
回復後しばらくは症状を繰り返すことが多いので
半年程度は抗うつ薬の服用が必要です。
躁状態の治療は抗精神薬でイライラ感や不安定な気分を安定させて治
療していきます。
 

4.家族の対応の仕方


うつ状態の時、まわりの人は病気とは思わず、
怠けていると勘違いする事が多いです。
うつ状態の落ち込みの度合は、
健康な人の落ち込みやおっくうさには違いがあります。
家族は、本人が病気だという事を十分認識させること大切なのです。
早目に病院へ受診させてください。
決してしっかりしなさいと励ますのはよくありません。
本人の劣等感で自分を責めてしまいます。
また、批判や説教、気晴らしに人込みに連れ出すのも逆効果になります。
うつ状態の辛い話も思い出させない方がいいです。




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