言葉の力 | 社会保険労務士事務所 全国障害年金パートナーズ
「何やってんだよ。遅えんだよ!」とひどく怒っている人の声が聞こえました。
周囲に聞こえるくらい大きな声でした。
スーパーの駐車場での出来事でした。
50代のくらいの男性が、80代くらいの女性を怒鳴っていました。
おそらく、50代の男性は80代の女性の息子だと思います。
その息子は「ボケたのか。どこに行っていたんだよ」と怒鳴り散らしていました。
きっと、80代の女性はスーパーの店内をどこに行ったらいいか迷っていたのだと思います。
息子は女性を見失い、イライラしていたのでしょう。
その女性はしょんぼりしていました。
すごく可哀想な気持ちになりました。
普段もあのように、息子の怒りをぶつけられているのでしょう。
そんな罵声を聞いたら、嫌な気持ちになります。
介護などでストレスが溜まっているのかもしれませんが、それでもあの表現はあり得ません。
あんな言葉を言われて、気分を害さない人はいません。
言葉は大切です。
相手の気分を害する言葉がある一方で、相手の気持ちを晴れやかにする言葉もあります。
以前、落とし物をした時、心配で心配で、落とし物をしたであろう本屋さんに電話をしてみました。
「あの〜帽子を落としたのですが、届いていますか?」と聞いたところ、店員さんが
「届いています。ご安心ください。」と言って下さいました。
それによって、どんなに心がホッとしたかわかりません。
言葉の力を再度感じたのでした。
私たちのお客様は、精神的に辛い状況にいます。
だから、私は言葉に気をつけています。
あなたが電話をしてよかったと思えるように、日々言葉を磨いています。
これからもあなたが元気になるように精進していきます。
どうぞよろしくお願いします。