うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

1億5000万円の絵をシュレッダーに・・・!?


From:宮里竹識
秋葉原のオフィスより、、

バンクシー、
というアーティストを知っていますか?

世界的に有名なグラフィティアーティストで、
ロンドンを中心に活動する正体不明の覆面アーティストです。

「反資本主義」や「反権力」といった社会風刺や
強いメッセージ性のあるアートが多く、
日本にもたくさんのファンがいます。

私もバンクシーの作品は好きなのですが、
その中でも『愛はゴミ箱の中に』という作品が好きです。

この作品のどこが好きなのかを話す前に、
作品がオークションに出された時のエピソードを紹介します。

 

それは、ロンドンで開かれたとあるオークション。

出品されたのはバンクシー作の、
『風船と少女』という絵です。

オークションが始まると、
さっそく絵の値段が上がっていきます。

参加者
「2000万円!」

参加者
「5000万円!」

参加者
「1億円!」

司会者
「1億円の値がつきました、他にこの絵がほしい人はいませんか?」

その後も絵の落札価格は上がっていきます。








そして、
「1億5000万円!」
という声が上がりました。

司会者
「1億5000万円がでました、他はどうでしょう?」




司会者
「それでは、1億5000万円で落札です。おめでとうございます!」

落札が決まった瞬間、
高額のオークションを目にした観客からの拍手で
会場は盛り上がります。

その瞬間、、、

 

ピー!ピー!ピー!

 

会場に大きな機械音が響き渡ります。

 

「なんだ?」
「何が起こっているんだ?」

 

どよめく観客。

火事が起きたのか?
事件が発生したのか?

でもそんな雰囲気でもない。

しかし不気味な機械音が鳴り響き、
会場には不安や戸惑いの空気が膨らんでいきます。

そして次の瞬間、参加者の1人が
「あれを見て!」
と落札されたバンクシーの絵を指差します。

不気味な機械音はその絵から出ていました。

そして、
絵を落札した人や観客の目の前で
絵がシュレッダーにかけられてしまったのです。

 

 

「Oh my god・・・」

「なんてこった!」

 

一体誰がこんなひどいことをしたのか?

この事件の犯人はすぐに分かりました。

というのも、
この1億5000万円の絵画シュレッダー事件、
インスタグラムに犯行声明が出たからです。

この事件を起こした犯人、
それは作者のバンクシー本人でした。

彼は絵の額縁にシュレッダーを仕込んでおいて、
落札が決まった瞬間に機械の作動ボタンを押したのです。

自ら1億5000万円の絵をシュレッダーにかけるという前代未聞の事件は、
こうして起こったのです。

この事件をきっかけに、
バンクシーは瞬く間に世界から注目を浴びることになりました。

これがそのときの絵です。

絵のタイトルは『風船と少女』でしたが、
事件後に『愛はゴミ箱の中に』へ変更されました。

 

いかがでしたか?

私はバンクシーの『愛はゴミ箱の中に』という作品が好きなのですが、
それはシュレッダー事件のエピソードを含めて好きなのです。

正直言ってバンクシーの絵自体は
何がすごいのかよく分かりません。

でも、世界から”注目される”ようにするための手腕がすごいと思いました。

実際、
シュレッダー事件で世界から注目された後に発表した作品は、
13億円で落札されました。

以前の絵は1億5000万円でしたが、
次の作品は9倍の値段がついたわけです。

人々から注目されたことが、
バンクシーの価値をあげたのです。

人から注目されるということには、
それだけのパワーがあります。

いくら実力があろうが、
その人のことを周りが知らなければ評価されません。

 

それは、障害年金社労士の世界でも同じことです。

私たち全国障害年金パートナーズは、
うつ病の障害年金では”日本一”だと自負しています。

でも、そのことをうつ病で苦しんでいる人が知らなければ意味がありません。

だからこそ、
私たちは多くの人から注目をあびるための活動をしています。

「うつ病になったティラノサウルス」というアニメも
その活動の一環です。

おかげさまでこのアニメは129万回も再生され、
今も多くの人に見られています。

今後も面白いコンテンツや
クセのあるメッセージを発疹していきますので、
見てくれると嬉しいです。

 

【追伸】
今回紹介したバンクシーのシュレッダー事件の動画を貼っておきますので、
興味があればこちらもどうぞ。




うつ病になったティラノサウルス




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