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郵便局で切手を買おうと列に並んでいると、郵便局の窓口の男性が大きな声で、
「この住所間違っていますよ!何回言ったらわかってくれるんですか!」と、
50代の男性に強めな口調で話していました。
その50代の男性はワナワナと震えていました。
50代の男性は、振込先口座の変更をしようとして、申請書を書いてきたようですが、
その住所は、現在の住所ではなく、昔の住所を書いてしまったようです。
50代の男性が間違って書類を書いたのは、
1回ではなく、2回も書いてしまったようです。
それに対して、郵便局の職員がイライラしてしまったのでしょう。
それだけで怒るのはちょっと・・・と思いますよね。
その郵便局の窓口の男性は、きっと色々なストレスを感じていて、
心に余裕がなかったのかもしれません。
例えば、
お昼ご飯を取る時間がないほど、業務が忙しすぎて、心に余裕がなかった。
上司から毎日、パワハラを受けていて、イライラしていた。
妻から、そんざいに扱われていた。
相手の背景を想像すると、色々なことが見えてきます。
あなたもきっと、イライラしてしまい、家族を傷つけてしまうことあると思います。
でも好き好んで、イライラをぶつけているのではないと思います。
本当にどうしようもなくて、気がついたら、ひどい言葉をぶつけてしまったのだと思います。
そして、そのあと「どうしてあんなひどい言葉を言ってしまったのだろうか」
と自分を責めてしまっているかもしれません。
言葉は相手を傷つけることもありますが、一方で言葉で相手を元気にすることもできます。
私も、妻についイライラをぶつけてしまったことがありました。
本当に些細なことが原因でした。
妻から「流しにお皿を置いたら、ちゃんと水につけておいて」と言われたことに、
「わかってるよ!」とつい強い口調で言ってしまいました。
最近、少し寝不足が続いていて、イライラしていたのが原因です。
言ってしまった時「あ!」と思いましたが、一度言った言葉は取り消せませんでした。
妻と気まずい雰囲気になり、その場から逃げるように自分の部屋にこもりました。
自分を責めてしまい、落ち込んでいました。
なんであんなこと言っちゃったんだろう。
それから、しばらくしてリビングに戻ると、妻はそこにはいませんでしたが。
お菓子が1つテーブルに置いてありました。
「純平君へ
気をきかせて洗濯物を
回してくれてありがとう」
と書かれていました。
その時、涙がぽろっと出ました。
その瞬間、ダッシュで妻の元へいき、
「さっきはごめん」
と謝りました。
妻も「こちらこそごめん」と言ってきたのです。
このお菓子のメッセージから、
より妻の愛情を感じました。
妻の愛を取り戻したのです。
なんか、この言葉で、今まで感じていた疲れが一気に吹き飛びました。
言葉の力ってすごいなと思いました。
私も多くの人の不安を安心に変えるべく、相手を元気にする言葉を使っていきます。
PS:私も妻へメッセージを書きました。
※「みーたん」とは、妻のあだ名です。
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