失態!妻の気持ち全然、わかってませんでした | 社会保険労務士事務所 全国障害年金パートナーズ
From:山崎純平
大宮の公園より、、
お昼休みに、ふとラインを見ると、
妻から、朝10時半にラインが来ていました。
10時半?
おかしいな。
その時間は、仕事のはずだしな。
妻が仕事中に、ラインをすることは滅多にありませんでした。
ラインには、こんなことが書かれています。
「定期券をスられた。
しかもクレジットカードと一体型。
泣きそう・・・
でも、クレジットカードは止めたよ。
だから不正利用ないよ。
これから仕事行ってきます。」
とありました。
私は、すぐに、こんなラインをしました。
「すぐに気がついてよかったね。
不幸中の幸だね。
なんか、定期券の再発行できるみたいよ。」
と返してしまったのです。
そうです、妻の気持ちに寄り添わず、安易に考えていたのです。
定期再発行できるし、
そこまでの金額的な被害もないからラッキーだね
って考えていたんです
。
定期券をスられたと言っているが、ただ、なくしただけでしょう。
大袈裟だなって思っていたのです。
その過ちに気がついたのは、
それから、7時間後でした。
妻が帰ってきて、今日の出来事を話してくれました。
話を聞くと、定期券のケースに定期券を入れていて、
それをカバンの外ポケットに入れていたそうです。
朝、会社の最寄駅に着いて、改札を通ろうとしたら、定期券がないのです。
しかし、定期券のケースだけがカバンの外ポケットにあるのです。
そう、定期券だけが抜き取られていたのでした。
定期ケースから定期券だけ落っこちることはあり得ませんでした。
定期ケースと定期のスキマはほどんなく、
いくら上下に定期ケースを揺らしたところで、
定期券が落っこちることはあり得ませんでした。
妻の推理によると、こうです。
電車に乗っている時に、
誰かが妻のカバンの外ポケットに手を入れて、
定期ケースを取り出し、そこから定期券だけ抜いて、
定期ケースだけを外ポケットに戻した・・・
それしか考えられませんでした。
こんなことをされたら、どう感じますか?
普通に、怖い
ですよね。
妻は朝から、クレジットカード会社、鉄道会社に電話をしまくって、
朝からとっても疲れていたそうです。
そんな状況も知らずに、送ってしまった、あの私のライン。
やってしまいました。
妻の気持ちを全然想像してやれませんでした。
妻の気持ちを理解する姿勢がなかったのです。
自分の気持ちは自分しかわかりません。
それは真実だと思います。
本人が味わった苦しみは、
他の人がわかることは難しいです。
ですが、相手の気持ちに寄り添おうという気持ちで話を聞くのと、
聞かないのでは、全く違います。
相手の受ける印象は天と地ほどの差があります。
自分も以前同じ経験をしました。
友人に自分の悩みを話した時に、
「よかったじゃん。それだけで済んで。」
と言われた時、反発心が起きたのを覚えています。
そうじゃなくて、
俺の気持ちを理解してよ!って感じたことを覚えています。
私は妻に対して、その友人と同じことをしていたのです。
私は、妻の気持ちに寄り添って話を聞くことができず、
余計に妻の傷口を広げてしまったと思います。
妻は、そんなことは言いませんが、何となくわかりました。
私は妻の気持ちをわかることはできません。
しかし、妻の気持ちに寄り添うことはできます。
それは自分の意思次第です。
わかった気にならず、
わからないながら自分にできることをしていきたいと思いました。
とても難しいことですが、今回の教訓を胸に、相手の気持ちをわかった気にならず、
しっかりと寄り添ってお話を聞かせていただきます。
さぁ今日から頑張ります。
あなたの話をわかった気にならず、しっかりと聞かせていただきます。
引き続き、応援よろしくお願いします。