意識が一瞬、飛びました

From：山崎純平
世田谷のオフィスより、、

代表の宮里さんとランチをしていたときです。

「今日は暑いから、そばにしましょう！」ということで、
お蕎麦屋さんをチョイス。

最近、ざるそばにハマっている山崎です。
ご存知の通り、私、影響が受けやすい人じゃないですか？
実は、テレビの影響モロ受けやすい人なんですよ。

小学生の時に、ドラゴンボールのアニメを見たら、
すぐに母親に向かって、
「か〜め〜は〜め〜・・・・」とか言っちゃう子どもでした。

昨日、テレビでそば職人を特集していました。
そばを打つ大変さを学んだ私は、ランチでは迷わず、
ざるそばをチョイス。

宮里さんと、約束のネバーランドや、呪術廻戦の話をして、雑談をしていたら、
ざるそばが運ばれてきました。

「つう」の人は、まずは、そばをそのまま食べるそうです。
もちろん、私もつゆにつけずに、そばをそのまま、すすります。

うん、うまし。

つゆに、ネギの薬味をつけて、また、すすります。
うまし。

宮里さんに
「呪術廻戦のアニメ見ましたか？」
と質問をしながら、

ワサビをつゆに入れて、そばを「ひとすすり」した時です。

うっ。
やばい、やばい、なんだ。
つゆに溶けていなかった、わさびの「塊」をそのまま吸ってしまったのです。

ゴクん・・塊を飲みました。

もう一度言います。わさびの塊を食べてしまったのです。

今まで経験した、鼻に抜けるツーン✖️10倍
の威力がありました。

言葉がでない。

宮里さんに質問をしていながら、
それどころではありませんでした。

涙は当然出るのですが、鼻の痛さが尋常ではありません。
あまりの鼻の痛さに、意識を保っていられないのです。

悶絶とはこういうことか？

言葉を発せられません。
宮里さんとの会話を考える余力がありません。

代表の宮里さんの前ですから、
ただ、「何もなかったかのように振る舞わなければいけない」
という理性だけは働いていました。

鼻のツーンが抜けるのにかかった時間は
30秒くらいでしょう。

その間、必死で、私は「うんうん」と頷いていました。

宮里さんが
「呪術廻戦のアニメまだ見ていないんですよ。
とても画質が綺麗ですよね。」
と、普通に会話を続けてくれました。

ばれてない〜
あの悶絶したこと、気が付かれていない〜
よかった。
必死で繕ったのですが、なんとかバレずにすみました。

それから30分後、
ランチの会計を終えた時、宮里さんがボソッと
「さっき、苦しんでいましたよね」
とのこと。

バレてた〜
私が悶絶していたことは、宮里さんはご承知でした。

相手にはわからないと思っていたことでも、
実は「気が付かれていた」ってことありますよね。

取り繕うのはとても大変です。
取り繕った時間はわずか30秒という短い時間でしたが、
この時間が長引けば長引くほど、大変です。

そういうときは、素直に
「わさびがツーンとしていて、悶絶していました。」
と告白した方がいいです。

素直に告白した方が、宮里さんも次のアクションが取りやすいです。

水飲みますか？
と声をかけてくれたでしょう。

でも、私が我慢しているものだから、宮里さんは気を使われて、
「何もなかったかのように」振舞ってくれたのだと思います。

苦しい時は、苦しいと言っていいのです。
辛い時は、辛いと言っていいのです。
我慢なんてしなくていいんです。

素直に告白した方が、相手としては、手を差し伸べやすくなります。

我慢をしていると、相手からすると手を差し伸べようにも、
「逆に迷惑かもしれない」と考えてしまい、手を差し伸べることができません。

妻が教えてくれました。

苦しさは2人で分かち合って、2分の１にしよう。
喜びは2人で分かち合って、２倍にしよう。

その苦しさを告白することで、あなたの苦しさは半減します。
あなたが全部背負う必要はありません。

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