うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

うつ病者が障害年金を手に入れるための病院・医者選びのポイント


From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
最近、
「障害年金の診断書を主治医にお願いしたら拒否された」
という相談が増えています。
昨日と今日の2日間で、
三件も同じような相談がありました。
これまでも一部の医師が診断書を拒否するという例はありましたが、
最近その数が増えている気がします。
私の想像ですが、診断書を拒否する医師が増えたというよりも、
うつ病などで障害年金を請求する人が増えたため
相対的に診断書を拒否される人も増えたのだと思います。
そこで、今回の記事ではうつ病者が障害年金を受けるための
病院選び・医師選びのポイントについて話をしていきます。
【病院選びのポイント】
精神科や心療内科の病院は、
診療所やクリニックのような規模の小さな病院と
総合病院・大学病院といった大きな病院に分けることができます。
<診療所・クリニックのメリット・デメリット>
メリット
●駅前など便利な場所にあり、通いやすい
●ビルの1フロアを借りているところも多く、
「あの人病院に入るんだ」という周囲の目を気にしなくて済む
●新しい病院が多く、内装も綺麗
デメリット
●入院施設がない
●治療法が限られる
<総合病院・大学病院のメリット・デメリット>
メリット
●総合的な医療を受けられる
●入院が可能
●精神科や心療内科以外の科を受診しやすい
●最新の医療設備・治療法が充実している
デメリット
●病院での待ち時間が長く、診察時間が短いことが多い
●病院の人事異動などで急に主治医が変わることがある
では、どのタイプの病院を選べばよいのでしょうか?
正直にいって、
うつ病を治療することを目的とした場合は
どちらが良いというのはありません。
病院への通いやすさや施設の新しさからはクリニックに分がありますし、
総合治療や入院という観点からは大きな病院が優れています。
障害年金の診断書という観点で考えても、
大きな病院も小さなクリニックも概ね診断書を書いてくれますし
どちらの病院でも診断書を拒否されるケースがあります。
ただ、診断書の意義を理解していて積極的に書いてくれる病院は、
ホームページに診断書作成しますと記載されているところもあります。
診断書の作成に積極的な病院すべてがホームページに載せているわけでは
ありませんが、参考になるでしょう。
【医師選びのポイント】
患者の話を聞く、薬の説明をする、目を見て話すといった、
いわゆる良い先生であれば診断書を書いてくれる可能性が高いです。
逆に、高圧的な態度をとる、目を見て話さない、説明しない
といった医者は面倒な診断書作成をやりたがらない可能性が高くなります。
これだけなら単純に良い先生を探せという話で終わってしまいますが、
障害年金の診断書という観点から私が注目しているポイントが一つあります。
それは、個人病院の院長です。
なぜなら、少子高齢化で人口減少が確実な将来、
病院経営も競争が激化してくるからです。
つまり、障害年金の認知度が上がると診断書を依頼する人が増えます。
次に、診断書を医師に断られると別の病院で診断書を
作成してもらうことになります。
そして、診断書を拒否する医師や病院については口コミで広がっていき、
患者が減っていきます。
今までだったら多少の患者がいなくなっても問題ありませんでしたが、
病院の競争が激しくなると診断書の作成を断るところは
経営上不利になってくるのです。
その点を最初に理解するのは、経営者である院長です。
そのため、経営的な判断力を持ち合わせている医師に診断書を依頼する
という選択肢も効果的だと思います。
ただし、障害年金の診断書作成が医師にとって面倒なものであるのに
変わりはなく、障害年金制度についても大きな誤解が広がっています。
そのような状況もあり、
良い先生や経営的視点を持っている医師に頼めば
絶対に大丈夫とは言い切れません。
結局は、病院選びの段階で「障害年金の診断書を書いてもらえますか?」
と聞くのが一番です。
診断書を積極的に書いてくれる病院であれば電話で質問した段階で
受付の人が答えてくれますし、受付の人がその場で回答できなくとも
先生に聞いてから回答してくれます。
その回答内容で診断書を作成してくれると判断した病院・医師のところに
通院するのが、障害年金という観点からは重要なものとなります。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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