うつ病による障害年金専門社会保険労務士事務所

がんにうつ病が併発した人のうち、73%がうつ病の治療をしていないことが分かりました! | 社会保険労務士事務所 全国障害年金パートナーズ


From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
がん患者において、
うつ病を併発する人が多いというのは医療関係者などには
知られている話です。
では、鬱病が併発したがん患者は、
鬱病の治療をしているのでしょうか?
私の感覚的には、
がんによる肉体的・精神的ストレスがうつ病の要因であるため、
がんそのものの治療には全力を尽くしても
うつ病の治療はさほど行っていないという人が多いのではと感じていました。
このことについて、
オックスフォード大学などの研究者らの調査によって、
うつ病が併発しているがん患者のうち、
73%はうつ病に効果があるとされる治療を受けていない
ということが分かりました。
※ランセット-精神医学(The Lancet Psychiatry)」電子版より
この研究では、乳がん・肺がん・結腸直腸がん・尿生殖器がん・産婦人科がん
に罹患した21,151例の患者について分析されたもので、
うつ病への対応について、緊急の取り組みが必要と指摘しています。
うつ病の怖いところの一つとして、
色んな病気についてまわることです。
今回の記事ではガンに注目しましたが、
様々な病気でうつ病が併発しています。
そして、がんなどの病気が主でうつ病が従たる病気の場合、
主たる病気ばかりを治療して従たるうつ病の治療には
力を入れないというケースが多く見られます。
主たる病気が治ればうつ病も治るという場合もありますが、
そうでない場合もあります。
うつ病は長期の療養が必要となることも多く
再発しやすいのも特徴ですので、
他の病気と併発している場合であっても、
精神科や心療内科に受診して専門医の判断を仰ぐようにしましょう。




うつ病になったティラノサウルス




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