うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

嘘つきが本物になった瞬間


From:宮里竹識
世田谷のスタバより、、

今日は、ある嘘つきの錬金術師について話をしていきます。

まず、最初に質問です。

あなたは、陶器と磁器の違いが分かりますか?

簡単に解説すると、
陶器はざらざらしていて割れやすく、
磁器は固くて耐久性があり美しいデザインや装飾が施されています。

写真でみると分かりやすいですね。

↓陶器

↓磁器

ヨーロッパでは、17世紀頃まで陶器を使うことが当たり前でした。
当時、磁器は中国で作られていて、ヨーロッパでは作れなかったんです。

そんなヨーロッパの人たちが初めて磁器を目にしたとき、
あまりのすごさに驚きます。

磁器は薄いうえに固く、美しさも兼ね備えています。
自分たちが普段目にする陶器と比べて、

”こんな美しく実用的なものがあるのか!”

とビックリしたのです。

ヨーロッパでは作ることもできず、
流通も少ない磁器。

当然ですが大きな希少価値があり、
金銀財宝と同じくらい価値があるものとして磁器は見られていました。

当然ながら、
ヨーロッパの人たちも自分たちで磁器を作りたいと考えます。

ただ、作り方が分かりません。
中国人たちに作り方を聞いても教えてくれません。
中国からしたら自分たちの最先端技術を外に出したくないので、
磁器の作り方を外部に教えないのは当然ですよね。

そんな中、
ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーという人が現れます。

ベトガーは1682年、ドイツで生まれました。
ベトガーの職業は、錬金術師です。

錬金術師と聞くと、
職業としてはなんだか怪しい感じがしますよね。

ベトガーも嘘つきの一人で、
錬金術師として「金を作る方法を見つけた」と主張していたんです。

ただ、その噂がドイツ中に広まってしまったんです。

そして、ベトガーは王様に捕らえられてしまい、
「金を作ってみろ」
と命令されました。

ベトガーは焦ります。
金を作ることはできない。
でも、手柄を挙げて王様に認めてもらえなければ一生囚われの身になってしまう。

そこでベトガーは、当時ヨーロッパで作ることができなかった磁器に目をつけたのです。

10年近くの年月をかけて研究が進み、
ついに磁器を作ることに成功したんです。

「錬金術で金を作れる」と嘘をついたところから始まり、
600年以上ヨーロッパの人たちが研究しても作ることができなかった磁器を作り出したんです。

ベトガーの成功が広まり、
18世紀以降はヨーロッパでも磁器が作られるようになったんです。

ただの嘘つきが人生をかけて本物になっていく、
とても興味深い話ですよね。

ちなみに私もベトガーと同じく、
嘘つきから本物になった人間の一人です。

というのも、
誰もが最初は初心者であるように、
私も障害年金の初心者だった時代がありました。

初心者だったにも関わらず、

”障害年金のプロです!”

といって障害年金のサポートをしていたんです。

こんな嘘をついていたこと、
ほんとうにごめんなさい(_ _)。

ただ、依頼してくれたお客さんに不利益にならないよう、
障害年金に失敗したときは最初に受け取った報酬に10%上乗せして返す、という返金保証をつけていました。

今のように成功報酬ではなく、
当時は最初に報酬として29万円または39万円をもらっていたんです。

先ほど紹介したベトガーは、
嘘つきのままなら最悪の場合は死刑になってしまいます。
そこでベトガーは全力で磁器を作り出し、本物になりました。

私も嘘つきのままでは終われません。

人生のすべての時間をかけ、
障害年金のプロという本物になりました。

それから10年近くの月日が経ち、
私たち全国障害年金パートナーズはうつ病の障害年金についてのトップを走っています。

これまでに1,500名を超えるうつ病の障害年金を代行しました。
受け取れた年金総額は、累計で34億円を超えています。

これからも障害年金のプロとして走り続けますので、
元嘘つきの宮里でもよければこれからも応援してくれると嬉しいです。

 

<追伸>

障害年金の初心者だった当時ですが、
まわりが引いちゃうほど障害年金に取り組んでいました。

依頼してくれたお客さんの協力もあり、
当時障害年金に失敗して返金保証が発生することはありませんでした。

お客さんに迷惑かける嘘つきにならなくて、ホッとしています。。。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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