匿名の相談は、受けません

From：山崎純平
草加のカフェより、、

私たちの方針の一つに「匿名の相談を受けない」というものがあります。

先日、「イトウ」さんと名乗る男性から電話相談を受けました。

約15分ほどお話を聞いた後に、このあと何をすべきかをメールで伝えるために、
名前の漢字を確認したところ、本人が漢字を教えてくれなかったのです。
私は、違和感を覚え、お名前は「イトウ」さんですか？と聞くと、
「違う」と言うのです。

そう、イトウさんは、匿名だったのです。

私は「本名を教えていただかないと、これ以上相談に乗ることはできません。」と伝えると、
相手は「それじゃいいです」と電話を切りました。

一般的に、匿名には賛否両論があると思います。

匿名のメリットは、
・匿名の方が相談しやすい。
・個人情報を知らない人に伝えて、悪用されるのが怖い。
・自由に発言できる。

一方で、匿名のデメリット、
・匿名の発言は信用できない。
・嘘をついている可能性がある。
・発言が過激になる。

匿名を使う側にもメリットありますが、
私たちは匿名の相談は受けないスタンスです。

その理由が、匿名を使う人とは、信頼関係が築けないからです。
障害年金を受け取るうえで、お客さんと私たちとの信頼関係がかなり重要になってきます。

信頼関係が築けないと、障害年金を受け取れない可能性が高くなります。

例えば、お客さんが初診日を、意図的に偽って伝えた場合で、私たちがそれを信じて手続きを進めたとします。
あと少しで、年金事務所へ提出というところで、初診日を偽っていた場合、そこまでかけた労力がお互いに無駄になります。

また、初診日を偽っていたことで、本来なら取れた選択肢が取れなくなって、その結果、障害年金がもらえない・・・といったケースもあります。
初診日は障害年金において、かなり重要な要素だからです。

私たちを信用してもらうためには、お客さんに私たちを知ってもらう必要があります。
そのために、このようなブログを発信したり、
顔を出した動画を挙げています。

また、私たちは、お客さんに自分のつらい過去をお話してもらうこともあります。
それは、私たちを信用してもらえて初めて、話してもらえることですので、
そのために、私たちも自分のつらい過去をお話しします。

なお、私のつらい過去をアニメにしているので、
ぜひ見てみて下さい。

私の自己紹介アニメ

あなたが一生懸命に自分の過去を私に話してくれて、
最後に私が「実は、私は山崎ではないのです。川崎です。」と言ったらどう思いますか？

信用できないって思いませんか？
もしそう思うのでしたら、私たちはあなたと同じ考えです。
ぜひ、ご遠慮なく相談して下さい。
私たちは、あなたの力になります。

体調の良い時で大丈夫ですので、連絡待っています。