うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

うつ病での障害年金2級認定の難易度が上がり、審査請求で認められる事例が増えました


From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
何度かメルマガやブログで言ってきたことですが、
うつ病での障害年金において2級認定の難易度が上がってきています。
直近1ヶ月で決定が出たもののうち、
2件は本来ならば2級が妥当なのに3級と認定されました。
このうち1件は審査請求することになり、
もう1件も審査請求するか検討しているところです。
うつ病の2級認定が厳しくなったとはいえ、
認定基準が変わったわけではありません。
それにも関わらず2級相当の人が3級になっています。
これは、少子高齢化で年金の保険料収入が減っているのに対し
年金の支出は増え続けていることが背景にあるのかもしれません。
入ってくるお金よりも出ていくお金が多いのは、不健全な状態です。
少しでも健全な年金財政にしようという気持ちから
無意識に厳しい判断をしてしまっている気がします。
身体障害などは障害年金の基準が明確ですので意図的に等級を下げることは
できませんが、基準が曖昧なうつ病などの精神障害の場合は
2級の人を3級にしたとしてもバレにくいのです。
基準が曖昧であることから、
この3級認定は不適切だということを証明することが困難だからです。
実際、2級と3級の間くらいにいる人はかなり厳しい状況に陥っています。
だからといって、簡単にあきらめるわけにはいきません。
認定基準自体は変わっていないのですから、
明らかに2級相当の人についてはしっかりと審査請求をして
自分の状況を主張すべきです。
このような状況からか、審査請求や再審査請求によって
3級から2級に変更されるというケースが当社において増えてきました。
適切な障害年金を受けられる人が増えるよう、
できるだけ支援していきたいと思います。
しかし、このままうつ病が厳しく判断される状況が続くと、
うつ病に特化していない障害年金社労士では2級認定が困難になってくると
思います。
うつ病の場合、どの障害年金社労士に依頼しても大丈夫という
状況ではありませんので、依頼する社会保険労務士を選ぶときには
慎重に判断してください。
【補足】
私たち全国障害年金パートナーズでは審査請求も代行しています。
ただ、現在障害年金コンサルティングの依頼も増えていますので
審査請求・再審査請求単独での依頼はお受けできないこともありますので
ご了承ください。
もちろん、当社に障害年金コンサルティングを依頼している人については
優先して対応させていただきます。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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