うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

うつ病の薬について詳しい患者さんが増えています。でも、「自分が知らないことを知っている」うつ病者は少ないのが現実です。


From:宮里竹識
下北沢のスタバより、、
 

1.最近増えた薬に詳しいうつ病患者



うつ病による障害年金のサポートを専門にしているという仕事がら、
私はうつ病者さんや精神科医と話をする機会が多くあります。
最近、「うつ病の薬に詳しい患者さんが増えた」と感じることがあります。
自分の飲んでいる薬の効果や副作用だけでなく、
他の抗うつ薬のことも詳しく調べていて
医師との診察時にも色々と意見を言ってくるのです。
「今飲んでいる薬の副作用で調子が悪いから別の薬に変えてほしい」
「●●●という薬があるが、それの方が私には効くんじゃないか」
「あの薬とこの薬、どっちが良いですか?」
最近のうつ病者さんは自分でも勉強している人が多いんだなぁと
関心しながらも、少し違和感を感じていました。
 

2.とある医師が話す現場の実態


ある日精神科医と二人で話す機会があって雑談していたのですが、
「最近知ったかぶりの患者が増えて困る」
とその医師が言っていました。
興味のある話題でしたのでどういうことか聞いてみると、
薬の種類や副作用については詳しい患者が増えたが、
全体の一部だけを知って分かった気になっているということです。
確かにインターネットが普及した現在、
薬の情報は簡単に手に入ります。
しかし、薬の名称、効果、副作用は余計なほど知っているのに、
どれぐらいの用量でどれぐらいの期間使用したら効果が出やすいのか
知っている人はほとんどいません。
また、薬の効果を引き出すためにどういった手順や療養態度が必要なのか、
疾患や症状ごとに効果的なポイントが異なってくることを知っている人も
めったにいません。
自分が知っているのは、
「うつ病の治療全体から見たらほんの一部でしかない」
ということを、中途半端に詳しい患者は理解していないということでした。
単にネット上にある薬の効果・副作用だけで意見を言ってくるのです。
中々興味深い話でした。
 

3.「自分が知らないということを知る」ことが大切


私もうつ病者さんから薬の話を聞くことはありますが、
効果や副作用の話ばかりだった気がします。
医師が個別の案件ごとにしっかり患者に説明すれば済む話ですが、
患者の数が多すぎて一人一人にしっかりと説明できない病院もあるそうです。
今回話をした医師は、患者に薬の説明を詳細にする人だったので
安心だと思いますが、やはり医師によってもだいぶ違いがあるんですね。
とはい、患者側でもネットの情報だけで分かった気にならないように
することも、適切な治療には重要だと感じました。




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