うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

新入社員や若い人が次々辞めていく会社は、うつ病リスクが高い!?


From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
 

1.仕事への希望と現実のギャップについて


マクロミルの調査により、
この春就職した新入社員に「会社を辞めたい」と思ったことがあるか
聞いたところ、32%が「ある」と回答したことが分かりました。
入社した会社に求めていたものや思い描いていたことと
現実には大きなギャップがあったのでしょう。
どのようなギャップがあったのか聞いたところ、
①残業が多い(39.6%)
②給与が少ない(32.3%)
③有給休暇が取得しづらい(24%)
④仕事がつまらない(20.8%)
という結果になりました。
みごとにネガティブな理由ばかりですね。
ちなみに、私が以前働いていた社労士事務所も
毎月100時間以上残業があり、
しかも残業代は出ませんでした。
労働基準法も守らない社労士事務所で働いていたわけですが、
残業が多いのも残業代が出ないのも入社前に分かっていたことなので、
入社してからギャップに苦しむということはありませんでした。
それに、いづれ独立して開業するつもりだったので、
給料よりも実務経験をたくさん積みたいという思いが強かったので
その会社を選んで正解でした。
おかげで、現在障害年金専門の社会保険労務士として開業できています。
ただ、他の独立志向のない従業員にとっては大変だったと思います。
多くの人は将来独立しようなんて考えていないので、
残業が多かったり給与が少ないと退職したくなる
という気持ちは分からなくもありません。
 

2.退職者が多い会社の共通点


退職者が多い会社の共通点としては、
やはり低賃金で労働時間が長いということが上げられます。
こんな労働条件では長く働きたいという人は少ないでしょう。
もっと条件の良い会社を見つけたらすぐに転職してしまいます。
また、上司や先輩によるパワハラ・セクハラというのもあげられます。
これらはすべて心身に大きなストレスをもたらし、
うつ病の原因となってしまいます。
入社後3年以内に退職した若者の16%が、
その企業で休職しているというデータがあります。
この休職には産休や育休は含まないので、
ほとんどが病気休職となります。
もう少し踏み込んでいうと「うつ病による休職」ということができます。
もちろん、うつ病を発症したときに休職せずにそのまま退職する人もいます。
そのため、次々退職する人のなかで鬱病を患っている人は
思いのほか多いのです。
 

3.こんな会社は要注意


長時間労働・パワハラ・セクハラが多い会社は
うつ病リスクが高いということが分かりました。
そういう企業は一般的にブラック企業と呼ばれます。
しかし、多くのブラック企業は外からは見つけにくいのが現状です。
そのため、うつ病にならないためにも、
就職先を探すときには次の点に気をつけて下さい。
【注意点①:いつも求人広告が出ている会社】
いつも求人を出している会社というのは、
退職者が多くて人が常に足りていないか
成長し続けている会社という可能性が高いです。
退職者が多い会社の場合、
退職に値する理由が社内にあるはずなので、
ブラック企業である可能性があるので注意が必要です。
また、成長を続けている会社の場合も常に求人がありますが、
会社が急激な成長をしている場合、
社内制度の整備が追いついておらず労働環境が過酷な場合があります。
なので、成長中の企業だからといって安心してはいけません。
【注意点②:口コミで低評価の会社】
「会社名 評判」「会社名 口コミ」といったワードでネット検索すると
色んな情報が見えてきます。
その中で元社員が語るコメントは、
会社の実体を反映していて真実味がありますので参考になります。
とはいえ、退職する人はその会社に不満をもっているから辞めたはずなので、
多くのコメントはマイナスの評価となっています。
なので、口コミを信じすぎるのもどうかというのもあります。
口コミを参考にするときは、書込をした人の感情や思いなのか、
事実なのかの区別をしっかり判断しましょう。
社会で生きていくためには働く必要があると思います。
だからといって鬱病になるリスクのある会社に
無理して就職しても良いことありません。
世の中には数百万もの会社があるのですから、
ブラック企業だと感じたら無理せず転職することも有力な選択肢の一つです。
うつ病は一度発症すると治すのが大変なので、
できるだけストレスから離れるようにすることで
うつ病予防を図って下さい。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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